妊娠29週目のつわりは胃もたれのような悪阻。赤ちゃんへの影響は?女性5人の体験談をご紹介。

妊娠29週目は妊娠後期です。この時期に多くの妊婦が経験するのが後期つわり。前期のつわりとは違い、胃がムカムカするようなつわりを経験するようです。そのせいで食べ物を受け付けなくなってしまうことも。

今回は妊娠29週目の体験談を5人の女性に聞きました。

妊娠29週目で乾癬という病気に。治療の副作用が心配だったが、無事出産できた。

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妊娠29週目をすぎたころに、体が痒くなり掻くと虫刺されのようなものができました。痒みが日に日にひどくなり、掻くたびに広がるブツブツ。なんだろうと思いインターネットで調べてみると、妊娠性痒疹という症状がヒットしました。産科に行くと弱いステロイドと痒み止めが渡されました。全然効かずに痒みと湿疹は広がるばかりで、半月後には夜もまともに眠れないほどの痒みと全身に湿疹が広がってしまい取り返しのつかないような姿になってしまいました

インターネットでも同じような症状に悩んだ方が結構いて、よぼぎローションやムヒをぬってしのいだ、産むまで治らない、という意見や、皮膚科でステロイドを貰ったら痒みが収まったなどの意見がありました。ムヒは全然効かず、しまいには虫刺されのようなものが、膿んでしまい全身かさぶたになってしまいました。痛くて痛くて歩くこともままならず、そのまま皮膚科で有名な市民病院に緊急入院になりました。私の場合は乾癬という病気だったみたいです

妊娠性痒疹になやんでいる人が多いですが、ひとくくりに妊娠性痒疹とされているだけで、実は妊娠をきっかけに乾癬を発症した人も実は多いのかもしれないと思いました。そこから、ステロイドの内服薬、全身にステロイド軟膏を塗布でかなり改善はされましたが、おさまっただけでくすぶっているような状態でした。私が1番効いたことはUVBという光治療でした。同じように痒みで悩んでいる妊婦さんにも試してほしいです。赤ちゃんの副作用も心配かもしれませんが、無事に生まれてきました。痒みを耐えるよりも是非有名な皮膚科などで相談してみて欲しいと思います

ペンネーム naomamaさん

二日酔いのような胃のムカムカが出産間近まで続いた。

USA, New Jersey, Jersey City, Young woman sitting on bed with headache

自然妊娠で妊娠しました。妊娠してすぐにつわりが始まり、中期になって、つわりが落ち着き、快適な妊婦生活をおくっていました。しかし、妊娠後期に入り、妊娠29週目あたりから、後期つわりが始まりました。赤ちゃんが大きくなったことで、妊婦の胃を圧迫し、それによる胃の不快感を後期つわりと呼ぶことが多いそうです

これにはまいりました。もう、おそらく出産間近まで治らないといわれ、落ち込みました。毎日毎日、二日酔いのような胃のムカムカがあり、ご飯を食べられなくなってしまい、体重は横ばいになってしまいました。赤ちゃんが育っているか、とても心配でした。加えて、睡眠時に横になると胃液が逆流するので、横にならずにリクライニング椅子で寝ていました。寝づらくてつらかったです。先生からは、赤ちゃんは体重増えているし、問題なくて大丈夫ですよ、とおっしゃってくださいましたが、それでも不安な日々を過ごしていました。

結果的に、赤ちゃんは3500gと大きいサイズで生まれたので、本当に心配はいらなかったようです。もし、同じように悩む方がいれば、赤ちゃんの力を信じて、ストレスを抱えずに生活してください。

ペンネーム ななさん

【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。

2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。

日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?

元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。

そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。

umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。

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ベルタ葉酸サプリ公式ページ

サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。

体重管理を徹底してお腹だけ出ている状態が一番安全?体重増加を後悔した妊婦の体験談

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私は子宮内膜症を患い、卵巣癌の疑いも一時浮上した身でホルモン治療をしていました。妊娠には縁がないかと思いましたが、妊娠することにより子宮内膜症は劇的に快復し我が子に救われた思いでした。体験をお話しします。29週、妊娠後期の体験談としては、つわりでの食べ過ぎがあった後も体重増加が激しかった事。体重増加は気をつけた方が良いです。本当に!

私は、早い内から栄養指導を受けていましたが、この頃には妊娠前より16キロも増え、むくみが出て足のだるさがありました。あの足の怠さは椅子に座り足を下ろしているだけで居ても立っても居られない位で辛かったです。けれども、病院ではむくみを指摘されず、こんなに浮腫んでいるのに?と思うほど。指で押すと凹みが出来るのに、このくらいなら..と気に留めていない様でした。。

妊娠後期から里帰り出産の為、担当病院、医師が変わりました。血圧や尿検査は異常はなく、お腹の子も週数の割に大きくしっかり成長していた事が救い。あとは眠りが浅くなったり、身体が段々と妊娠生活に身体の負担を感じ始めました。歩くこと、買い物をすること、全てがテキパキと出来ません。あと約2カ月もこれが続くかと思うと早く産んで楽になれたらとさえ考えたり、まだまだお腹の中に居て一心同体の様な幸せを味わっていたいと思ったりでした

中には、体重をしっかり管理してお腹だけが出ている..という妊婦さんもいらっしゃいます。その方が母子共に安全性が高く、産後の体重回復も早いですから、これから妊娠される方は、より良い妊娠生活の為に体重増加にはくれぐれも注意した方が良いと思います。体験談を29週としましたので、それ以降の大変だった話は控えますが、(波瀾万丈ありながら無事出産)赤ちゃんの為、自分の為に太り過ぎない妊娠生活を声を大にして推奨します

結局は無事産まれたのだから良かったじゃん…なんかでは済まされないのが、妊娠、出産。命をかけ新しい命を産むという体験は掛け替えの無い感動と経験をもたらしますが、たかが体重、たかが肥満ではないと痛感しました。産後、トータル20キロ増えた体重は母乳育児と産後ダイエットで戻せたのは息子が幼稚園に入る前。今は加齢もあり若い時より太りましたけれど、自分の命だけではない妊娠中は、自分の甘さが我が子を危険に晒すことになる意識も大切です

ペンネーム ウサギさん

妊娠後期に悪阻が続き、食べ物を受け付けず、赤ちゃんに栄養が足りているのか不安だった。

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妊娠前期に悪阻に悩まされていましたが、それは3週間くらい続き自然と無くなっていきました。これで悪阻とも決別し、快適な妊婦生活を送っていました。ところが、後期に入りまさかの悪阻が復活しました。前期の悪阻は、食べ悪阻だったので正直食べていれば解決されるという良いような悪いような悪阻でした。口の中に飴を入れるだけで気分も楽になったので我慢も出来ました。

しかし、後期の悪阻は常に二日酔い状態の胃のムカムカ感が続きました。それも、物凄く飲み過ぎて一日中お腹がムカムカするタイプの胃痛です。これは、食べても何しても治らず、むしろ匂いにも敏感になり唯一受け付けたのがキュウリの漬物でした。栄養バランスが崩れて、お腹の赤ちゃんのために食べなくちゃと思っても、やたらな物を食べると逆効果で食べた分全て戻してしまうという日々が続きました

それで赤ちゃんに栄養が足りているのか心配になり、精神的にも辛い日々が続きました。その状況を助けてくれたのが、担当医の一言でした。検診で相談してみると、赤ちゃんも順調に育っているから大丈夫と言って頂きました。ごはんが十分に食べられなくても、大きくなっている赤ちゃんを数字で確認できたのと、先生の大丈夫という言葉に救われました。ちなみに、出産するまで同じような状況でしたが元気な赤ちゃんが生まれました

ペンネーム つるっこさん

後期の悪阻には、消化にいいものをゆっくり数回に分けて食べるのが良い。

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妊娠後期頃から胃の圧迫による食欲不振に悩みました。つわりも終わり食べたいものが食べられるようになったのに,今度は少しでも食べ過ぎたり揚げ物など消化しにくいものを食べるとすぐに胃もたれや吐き気に襲われました。吐き気だけではなく実際に何度も吐いて苦しい思いもしました。後期の悪阻は1人目を妊娠した時にも経験していたので驚きはありませんでしたが,1人目の時よりも時期が早くしかも症状がひどかったので辛かったです

後期の悪阻をうまく乗り越えるポイントは第1に1度にたくさん食べないように心がけることです。1日3食で栄養を摂ろうとするのではなく,4回・5回に分けて摂ることで胃への負担がかなり減ると思います。実際私も朝ごはんを2回に分けて夜ご飯を早めに食べてさっさと就寝する生活に切り替えたら吐き気や嘔吐に苦しむ頻度はかなり減りました。

第2に消化にいいものを食べるように心がけ,ゆっくりよく噛んで食事を摂るようにすることです。食事は和食中心に切り替え味付けも薄めにすることで消化にいい食事に切り替えることができたと思います。前期の悪阻が落ち着いてホッとひと段落してもまだまだ身体の変化に伴って不調はいくらでも出てきます。その時その時の症状に合わせて対応していくことが大切だと思います。

ペンネーム srksさん

妊娠29週目は後期つわりにより食欲不振になりがちだが、意外と赤ちゃんは健康に育っているもの。

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いかがだったでしょうか。妊娠29週目に後期つわりが始まる妊婦が多いようです。

食べ物が喉を通らないと、どうしても赤ちゃんは元気に育ってるのかな、と心配になりがちですが、案外赤ちゃんは健康に育ち、ひどい悪阻を経験した人も無事健康な赤ちゃんを産んでいます。

あまり精神的にストレスを溜めすぎず、食事を何回かに分けるなど工夫して後期悪阻を乗り切りましょう。