「最近、身体の調子がいい…」
妊娠20週目といえば、安定期が訪れ、気持ちに余裕が出てくる頃です。
それでは、そういった変化の中で妊婦として気を付けるべきこととは何でしょうか?
今回は、妊娠20週目当時の経験に関して5人の女性の体験談をご紹介させていただきます。
妊娠20週目の過ごし方に悩んでいる女性の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
Contents
安定期に入ったと思っていたら…
安定期に入り、ようやく少しだけでも気分転換にと外出をし始めたのが妊娠20週を過ぎた頃です。体調を見ながら外出をしていましたが、外出先でお腹が痛いと感じました。夏だったので体が冷えないように冷房対策にも気を使っていたつもりでした。定期的な痛みで、少しズキンズキンとした痛みと少しお腹が固いかもというものでした。
安定期に入って赤ちゃんが大きくなってからお腹が痛いことがなかったので、これが疲れてしまってお腹の張りで大丈夫なのか、分からず不安な時間を過ごしました。少し車の中でシートを倒して横になって30分ほどしたらお腹の痛みは落ち着きました。妊娠中期を過ぎるとお腹が張ることもあると雑誌で読んだことがあったのでこの痛みはお腹の張りなのか?病院に行って診察をしてもらった方が良いのか悩みました。
様子を見てもう一度痛くなってから病院に行こうと決めましたがそれからその日、翌日に痛みが出ることはありませんでした。少し身体に負担をかけてしまっていたようです。外出先での初めてのお腹の張りでした。それから妊娠後期になってやっとお腹がカチカチになったりすることをお腹の張りと分かるようになりました。
ゆいママ
妊娠20週目に、妊婦検診に臨みました…
妊娠20週目3日目にあたる日の妊婦健診。この時の健診では、エコー技師さんによるエコー検査がありました。いつもよりも長い時間をかけて、お腹の赤ちゃんに異常がないかを隅々まで見てくれる検査です。始めの10分は技師さんが集中して検査するため、私は画面を見せてもらえず、天井を見つめながらドキドキしていました。
その後の10分でようやく画面を見せてもらい、技師さんの説明を聞きながらエコーに映った赤ちゃんを眺めていました。「心臓も綺麗に4つな部屋に分かれてるし、順調ですね。あとは、いつもの健診を医師から受けてください。」と言われ「順調」という言葉にホッと胸をなでおろしました。
ところが、その後の医師による健診時に「実はね、赤ちゃんの脳の片側に小さな水疱があります。“脈絡膜嚢胞”って言うんだけどね、」とまさかの通告…。えっ?さっき順調って言われたのに!脳?脳って結構ヤバイんじゃ…赤ちゃんに障害が出ちゃうってこと!?、と私の頭の中で一瞬にして色んな不安がよぎり、先生の説明が入ってこないほど頭が真っ白になりました。「はぁ…。」と身のない返事しかできない私に、先生は続けてこう言いました。
「脳の両側にあると心配なんだけど、あなたの場合は片側だけだし、この時期には成長過程として見られる事も多いので大丈夫だとは思いますが、水疱の数が増えたり大きくなったりしていないか確認したいので、次回念のためエコーの再検査しますね。」何だか安心できるような、不安を煽るような微妙な言葉に、私は「もし、数が増えたり大きくなっていたらどうなるんですか…?」と真っ白になりながらも精一杯の質問をしました。「その場合はうちの病院では対応できないので、大きな病院を紹介しますね。」と…。
大きな病院て、、結構なおおごとじゃない…余計に不安になるような質問を何故してしまったんだろう…。とさえ思いました。最後に先生は「私の経験上、悪化する事はかなり稀なのでおそらくあなたも大丈夫ですよ。」と。なんとも言えない不安を抱えながらも、次回の健診は4週間後。4週間て、長すぎる…この4週間、不安で押し潰されそう。。
家に帰って、私はネットで調べまくりました。(本当はあまり良くないんでしょうけど、不安で不安でそうするしかできなかったんです。)すると、同じような診断を受けた方の体験談をいくつか見つけました。脈絡膜嚢胞はトリソミー18やダウン症の胎児である可能性もあり、その場合は心臓や体の一部に奇形が見られるそうで、体の奇形が見られず脈絡膜嚢胞単体あればほぼ心配ない、と言うものなんだそう。
私の場合は、赤ちゃんの心臓はきちんと4つの部屋に分かれていたし、体の異常についても何も言われなかったので、大丈夫なのかな…。と漠然と思うようになりました。しかし、脳という場所の再検査がかかっている以上、心配は拭い去ることはもちろんできず…この時、今までで一番長い4週間を過ごしたと思います。
待ちに待った4週間後の健診。エコーを見た先生からは「脳の左右差はありませんね。赤ちゃんが縦を向いちゃっているので見たい角度からは見えにくいですが、今見えている状態では大丈夫でしょう。」と少し安心しましたが、まだまだ「本当に?本当に大丈夫なんですか?」と心の中で思ったのは事実です。
それを察したのか「今はこれ以上見ることは出来ないので、成長過程を見ていくしかないですね。」と言われました。次の健診でも、私から「脳の状態は大丈夫ですか?」と質問して、しっかり見てもらいました。その時は26週目。脈絡膜嚢胞はすっかり消えており、先生からも「発育順調ですね。」とのお言葉を頂きました。この経験を経て、私は改めて赤ちゃんが元気に生まれてくるのは本当に奇跡なんだ。と思いました。
今までは、女の子がいい、男の子がいいなんて話してましたが、健康で元気に産まれてくれればどっちだっていい!と心底思います。この経験は私が母として強くならないといけない一つの試練だったのかなぁと思います。同じ不安を抱えている方がいらっしゃったら、今は不安でたまらないと思いますが、お母さんの心配は赤ちゃんも感じ取ってしまいます。だから、赤ちゃんの生命力を信じて大らかな気持ちで日々を過ごしてください。
mizu
【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。
2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。
日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?
元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。
そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。
umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。
サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。
母体の熱にも注意が必要です。
私が妊娠したのは38歳で、高齢出産と言われる年齢でした。でも、2人目だったので私自身、それほど心配することもなく妊娠生活を送っていました。ところが、妊娠20週目くらいの時、なんとインフルエンザにかかりました。
基本的に身体は丈夫で、家族みんながインフルエンザにかかっても、自分だけはかからないくらいでした。それが、妊娠中、免疫力が弱っていたのでしょうか、突然39度の高熱が出ました。通院している産婦人科で検査してもらうと、なんと陽性。タミフルを処方されました。タミフルと言うと、とても強いクスリのような印象ですが、先生の説明によると、5カ月の場合、全く影響無いということでした。
それよりも体が39度も熱をもってるほうが胎児に良くないと言う衝撃の事実を聞き、すぐにクスリを飲んで治療しました。(妊娠初期場合は状況が違う可能性もあるので、担当の医師の指示に従って下さい)一週間ほどで完治し、問題なく妊娠生活を続けることができました。妊娠中のクスリの服用にはとても注意が必要です。
が、今回のように、母体の熱の方が胎児を苦しめるといった状況もあるので、担当の医師のアドバイスをしっかり聞き、最善の方法を選ぶようにして下さい。その為には、日頃から信頼できる先生に診察してもらうことが大切です。母体も胎児も健やかに妊娠生活が送れますように。
みかこ
どんどんお腹の子に愛着が湧いていき…
無事に安定期に入り、妊娠20週を迎えるころには胎動もしっかり感じられるようになりました。赤ちゃんを改めて愛おしく想う時期だと思います。そして健診ではようやく性別もわかるようになるので、ソワソワするときでもありました。
主人とふたりでエコーで赤ちゃんの様子を見ながら、男の子、女の子、どちらなんだろうと、先生の言葉を今か今かと待っていたのを覚えています。グリグリしながら「あ、男の子ですね」と先生に告げられ、シンボルの場所を教えてくれました。赤ちゃんの性別は気になっていましたが好奇心からでしたので、実際はどちらでも良かったのです。
だからなのか夫婦ふたりして「そうなんだ」という反応しかできなくて、先生から「リアクション薄っ!」と笑われてしまいました。これには苦笑いで返すしかなかったのですが、ようやくお腹の赤ちゃんを名前で呼びかけるときがきて、表情には出せずとも喜びは大きかったです。
私たちは男の子と女の子、それぞれのパターンでわが子の名前を決めていました。お腹をさすりながら、私たちは初めて赤ちゃんの名前を呼びかけます。残念ながら胎動で返事をしてくれるようなことはありませんでしたが、名前を呼べるうれしさもあり、何度も何度も想いを込めて言葉にしました。
日に日に大きくなっていく命が本当に愛おしく感じます。悪阻もまだ治まらず苦しい時期でしたし、食事や体重の管理なども大変になるころでもありました。ですが苦労した分、赤ちゃんからたくさんの感動を貰っているはずです。懸命に成長していく命と一緒に乗りきっていってほしいと思います。
みどり
妊娠中期に気を付けることは…
私の妊娠中期の話をします。5ヶ月頃になると大体の人がつわりも治まり、安定期と呼ばれる時期に入ります。私の場合も妊娠20週前後でつわりの症状がなくなりました。妊娠初期はつわりは勿論、流産の可能性も多い時期なのでなかなか気を抜けませんでしたが、ようやく安定期に入った!と少し気持ちが楽になりました。
そしてこの時期になると少しお出かけも出来ますし、赤ちゃんが生まれてくるまでの間に夫婦で思い出を作ろうと日帰り旅行などにも行きました。ただ、お腹が目立ってくるにつれて腰に負担がかかるため、毎晩ストレッチをして体をほぐしたり、ジーンズなどの硬い生地は避けるように、と産婦人科で言われていたのでゆったりとしたワンピースやスウェット記事のウエストがゴムタイプのパンツをよく着用しており、動かやすく締めつかない服装を意識していました。
後は食生活です!つわりの時期は食べられるものも少なく、食べられても美味しい!と思えるものはほんの一握りでしてが、安定期に入ると食欲も戻りついつい食べ過ぎてしまうので栄養は取りつつ太り過ぎないように和食中心に楽しく、我慢せず、でも腹8分目。を意識して生活していました。
y.mama
妊娠20週を楽しもう!
妊娠20週目の5人の女性の体験談はいかがだったでしょうか?
妊娠20週目には安定期が多くの人に訪れ、余裕が出てくる頃です。せっかくの妊婦生活、楽しんでいきたいですね。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。