「お腹がすごく膨らんできたな…」
妊娠34週目といえば、大きくお腹も膨らんできて、今までできたこともできなくなったり、腰痛などに悩まされる時期です。
それでは、実際に妊娠34週目の生活とはどのようなものなのでしょうか?
今回は、妊娠34週目当時の経験に関して5人の女性の体験談をご紹介させていただきます。
妊娠34週目の過ごし方に悩んでいる女性の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
Contents
妊娠34週に突然訪れたのは…
妊娠34週、切迫早産で入院しました。それまでは、全く考えずに早く産まれてきてだるい身体から卒業したいとしか考えていませんでした。なので、一応はあまり動かないようには意識はしていましたが気にせず動き回っていました。
34週の時の早朝、お腹痛いなとは思ってはいたのですが気にせず寝てました。朝起きたら、出血していたのですがその時も事の重大さをわかっていませんでした。その日は、検診だったので出血があったことを伝えると即入院と言われました。そして、先生からもし陣痛があったらこのまま産みます。と言われ、34週で産まれるというのはどのようなリスクがあるのかと初めて自分で調べて事の重大さを知りました。
その日から、なるべく動かずじっとしている生活を心がけました。里帰り出産ということもあって、久しぶりの実家生活を楽しんでしまったなぁと反省しました。そのおかげか、39週で陣痛がきて出産しました。妊婦様と言われたりすることがありますが、本当に妊婦は大変です。
動けないことが悪いことではなく、赤ちゃんのためだと思い、ゆっくりした生活を心がけてほしいです。1人の身体ではないということを、自分自身もし周りも周知し気長に待ちながら、赤ちゃんを待っていてあげていてください。
ペンネーム ひまわりさん
初めての妊娠で、34週に入院しました。
初めての妊娠をした時の話です。わたしは、地域でも人気の個人の産院へかかりはじめました。そこは、楽しい妊娠出産がメインの、人気の産院です。妊娠30週くらいから、赤ちゃんが小さめと指摘をされるようになりました。34週に、とうとう大きな病院へ紹介され、入院となりました。
35週までお腹に居れば、臓器はできてしまうとのことで、そこまでは安静に過ごし、帝王切開での出産になるとのことでした。人気の産院では、DVDに記録してくれたり、毎回の診察も楽しいものでした。大きな病院には、楽しみはなく、病院食でしたから、とても惨めな気持ちにもなりました。
しかし、元気な赤ちゃんを産むためと、約一ヶ月の入院生活の末、35週0日に帝王切開で赤ちゃんと対面しました。1200グラムでした。拳ほどの頭でした。ただ、35週までお腹に居たので、呼吸もしっかりとすることができるほどでした。およそ二ヶ月、赤ちゃんは病院で過ごし、2400グラムで退院となりました。
あれから、9年です。もともと、4月生まれの予定でしたから、早く生まれてしまったので、早生まれ。のんびりとした子で、悩むこともありましたが。今では、言わなければわからないほど、大きくなりました。こんなに元気に育ったからこそ言えることですが、このように生まれてきたからこそ助かったこともあると、感じています。
ペンネーム ころりんさん
【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。
2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。
日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?
元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。
そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。
umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。
サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。
私の場合は、第2子が双子でした。当時は…
第2子妊娠中のことです。第1子がとても順調だったので検診も飛ばし飛ばしでした。9ヶ月に入り、性別を教えてもらおうと病院にいったところ双生児であることが判明。先生もびっくりした様子で、看護師さんからカルテを取り上げ妊娠初期のデータを見ながらお話してくださいました。どうやら双生児のようですねと。当医院でも分娩は可能だがなにかあったときは大学病院に移りますかと言われました。
しかし、第1子もお世話になっている病院ですし看護師さんたちとも顔見知りなのでできればそこで生みたいとお願いをしました。双子の家系ではありませんが、言われてみれば胎動も不思議でしたし、おなかも異常に大きかったです。順調だと自分で思っていても、検診はきちんと受けていくべきだと思いました。
双生児の場合は中期から中毒症になりやすかったりで入院されているお母さんたちも多かったですが、最終的に予定日よりは早く生まれましたが40週まではおなかにとどめて置くことができたので、未熟児扱いではなく低体重児ということで保育器のお世話になることもなく元気に生まれ元気に退院できました。
妊娠初期にストレスがあると双生児になりやすいなどといううわさがあるようですがそれはまったくのでたらめです。また、遺伝もあるのでしょうが突然変異で双生児が生まれることもあります。現在は不妊治療による多胎児が多いようですが、自然の双生児も可能性あります。
ペンネーム ツインズママさん
妊娠35週目で注意すべきこと(長め)
第一子、実家から新幹線の距離の知り合いもいない土地で出産するのが不安で、実家の近くの産院で里帰り出産することにしていました。里帰り先の産院には、35週になる前の妊娠34週目頃までにはこちらへ移動し、受診しに来るようにと言われていました。
臨月間近、お腹がかなり出っ張る体質だったようで、いつ生まれてもおかしくないような体型でしたが、赤ちゃんは順調にお腹の中でスクスクと育ってくれていました。実家へ移動するまでに自宅を隅々まで掃除をしたり、自宅に戻ってきたときにスムーズに育児ができるようにいろいろと準備しつつ、里帰り先の実家でも必要なものはないかと連絡が来る日々。
自宅の周りにはスーパーも無く、車も無かったので駅までテクテクと歩いて行き、あちこちで買い物してきてはせっせと準備。夫は上司が厳しい人だったこともあり、帰宅が21時を過ぎることも多くありましたが、私自身はマイペースに過ごせていてストレスは無かったと思います。
そんなある日、その日2回目の洗濯物を干そうとベランダに向かっている途中で、胃のあたりを激痛が襲いました。痛みには強い体質だったので必死で耐えていたのですが、ギリギリと差し込んでくるような痛みに体中が汗ばんできました。洗濯ものを干すのを中断して、うずくまって耐えてみましたがどうしても痛みが引かない。
一番楽に感じた体勢が四つん這いになる恰好だったので、そのままの姿で耐えて耐えて…そのまま1時間以上経っても変化なく、とりあえず自分の今の状況を夫にメールしておきました。「胃痛中」と。
それを見た夫は物凄く驚いたようで、すっとんで帰ってきました。普段、それくらいでメールしてはこない私が、3文字とはいえ胃痛だと言っている。ということは、通常よりも大変なことになっている可能性が高い、と。そして窓のそばで四つん這いで耐えている私を発見。救急車か産院かとアタフタと連絡をしてくれました。
結局、通院している産院にタクシーで担ぎ込んでもらいましたが、赤ちゃんに異常は無し。原因も不明、胃痛を止める薬を飲んでも効かないどころか、痛みが激しくなる一方で、とうとう起き上がることも出来なくなってしまいました。
最終的にはそこから救急車で総合病院へ運ばれて検査するも原因不明。とりあえず強い痛み止めの注射を打ってもらって数分後、そこで初めて痛みがなくなりました。そのままそこのMFICUへ入院。胃痛の間、ずっとストレッチャーのサイドバーを握りしめて痛みを耐えていたので、腕や手が赤黒くなったり痙攣したり筋肉痛にもなっていました。
私自身の「胃のあたりが痛い」という訴え以外、血液検査でも特に異常は無くとりあえず絶食3日。注射のおかげで痛みが無くなってからは食事の時間の度にお腹がすいてすいて辛かったですが、原因がわからないまま、里帰り出産予定ということを伝えたうえで早めに退院させてもらい、里帰り先の産院での検診が35週ギリギリ間に合いました。
お腹の赤ちゃんがちょうど胃のあたりを蹴って蹴って痛がっていた毎日。この胃痛騒ぎの間もご丁寧に胃に向かって容赦なくキックしてくれていた元気な我が子。どうしてこんな異常な、しかも原因もわからない痛みに襲われたのか… 「一人で頑張ろうとしていたこと、自分で気が付かないうちに無理をしていたこと、夫の帰りが遅いことなどによるストレスじゃないか」と義母にも心配されましたが、実際はどうだったのでしょう。
当時の私は初めての妊娠で、ネットで見た情報を鵜呑みにし、妊娠してからはカフェインの入ったものは一滴も飲まず、生魚も一口も食べず、ウナギも絶ち…食生活は今考えると怖いくらいに自制していました。そういう「我慢」が自分の中では本当はストレスだったのかもしれない、とは思います。今は「これってどうなんだろう?」と思ったらすぐネットで検索できます。
でてきたサイトが100%正しいわけでは無くても、より自分にとっては厳しい条件が記載されているサイトのいうことを鵜呑みにして実行する人もいると思います。産後も同じことが言えますが、「調べる」ことはしないほうが心身の健康にはいいと思います。「これってどうなんだろう?」の疑問は検診の時に主治医や助産師に質問する、直接産院へ電話して聞いてしまう。それで充分だと思います。
完璧主義な人、生真面目な人は特に陥りやすいことだと思うので、「何事も、ほどほどに」情報を上手に活用できたらいいのではないかと思います。妊娠しているときに本当に病気になったりすると、まず赤ちゃんが心配で心配でどんな治療もドキドキしてしまいます。心身の健康を保つこと、これが妊婦の一番の仕事だと思います。
ペンネーム 陣痛出産27時間の母さん
妊娠してから一番辛かったのは、腹痛でした。
妊娠前までは持病はありませんでした。初期から貧血の症状があり、造血剤を服用したものの合わずに中断という状態でした。それでも赤ちゃんの成長は大き目だけど軽めの順調な成長をしていました。34週目頃から夜眠るときに寝付けなくなり、6月下旬という時期も重なって暑いのかと思っていました。
ある晩、腰に激痛が走り寝ていることも起きていることもできない状態になりました。主人も驚いて翌日病院へ連れて行ってくれましたが、異常なし。軽い鎮痛剤を処方してもらい服用して就寝。ところがこの激痛が日増しに酷くなってきました。最終的には苛立ちも重なって、自分で自分のお腹を叩いて痛がり、主人に手を抑えられる程の痛みになりました。
痛みが落ち着くと叩いてしまったお腹の赤ちゃんへの罪悪感で泣きながら明け方に眠りました。それでも産科へ行くと異常なし。精神安定剤も処方されましたが、この痛みは治まらず、腰陣痛と診断されました。
貧血の症状も悪化する一方で、毎晩夜中の2時ごろに定期的に襲ってくる腰の痛みが怖くて眠れなくなり、日中に昼寝をする日が続きました。ちょうどウエストの下、腰が痛いとトントンとおばあちゃんが叩く定番の位置が、岩に押しつぶされたような刺されたような説明のしようがない痛みが1時間程ありました。
出産は予定日より1週間早く、陣痛微弱で促進剤を2回使っても陣痛が来なくて、イメージとして力づくて産みました。時間も15時間かかり、陣痛の痛みよりも腰の激痛の痛みの方が強く、先生にも助産師さんにも伝わらず意識は朦朧とした出産でした。
それでも赤ちゃんはとても元気に生まれてくれて、スクスク育ち、やっと離乳食という頃に酷い下血がありました。肛門科を受診したら潰瘍性大腸炎と診断されました。おそらく妊娠中の腰の激痛はこれが引き起こしたのではないかと言われました。妊娠をきっかけに何かのはずみて発症した潰瘍性大腸炎。苦しんできた貧血の原因も同じでした。
毎晩痛くなるのは晩ご飯を食べてそれを消化するなどしてお腹が痛くなるタイミング、だから毎日同じ時間帯だったのです。今になると分かることばかりです。妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長が一番で、体調不良も妊娠に伴うものと思われがちですが、違った病気の発症という伏兵もいると身をもって体験しました。
ペンネーム ちょびンさん
妊娠34週目はあと少し!
妊娠34週目の5人の女性の体験談はいかがだったでしょうか?
妊娠34週目には、人によっては陣痛に代表される症状が訪れます。いつそのような事態になっても対処できるように準備しておきたいですね。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。