妊娠36週目は経験したことのない症状に悩まされる時期?5人の体験談をご紹介。

妊娠36週目は妊娠10ヶ月目に突入する週。お産が迫り、お腹が今までで一番張る時期です。また、胃もたれや動機、貧血や便秘など、体調が不安定になる時期でもあります。

今回は妊娠36週目の体験談を5人の女性に聞きました。

適度な運動が安産へのカギ?ウォーキングを続けて無事安産した。

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私は妊娠するまで妊婦はなるべく安静にしていないといけないものだと思っていましたが、妊婦検診で度々『安産のためには毎日1時間程度ウォーキングしてください』と言われてとてもびっくりしました。切迫早産など安静にする必要がある場合を除いては、今は多くの産婦人科でウォーキングを勧めているようです。

妊娠中、地域で開催している母親教室で私がお会いした妊婦さん数人も、やはり歩くように言われているようでした。仕事をしているうちはなかなか時間がなく出来ませんでしたが、私は妊娠7ヶ月の時に退職したので、それからはなるべく毎日歩くようにしていました。主人の出勤に合わせて家を出て散歩する、というのを続けたところ上手く習慣化することが出来ました。お腹が大きくなってくるとなかなか遠出は出来ないので、近所を散歩することは気分転換になりとても良かったと感じています

臨月になるとますますお腹は大きくなり歩くのもしんどいですが、産婦人科では体力をつけるためにも歩けるならさらに時間を長くして2時間程度歩くようにと言われました。暑い時期だったのと、それまでさほど体の重さは気にならなかったのですが、臨月になって急に体が重くて夜寝るのも苦しいほどしんどい毎日が続いたので、病院で言われているのとはむしろ逆に毎日30分程度しか歩けなくなりました。歩くのもしんどいときは家でYouTubeで見つけたマタニティヨガをするなどして体を動かしました。

そういった運動のおかげか、初産婦ながら陣痛3時間というスーパー安産で元気な赤ちゃんを出産出来ました。安産のみならず、体重も妊娠前から+11kg程度におさまり太りすぎも回避できましたし、産後に子供と散歩しやすそうな場所を見つけられたり、それまで知らなかったお店を発見出来たり、良いことだらけだったのでウォーキングを続けて本当に良かったと感じています

ペンネーム yayaさん

ずっと動かずに食べてばかりいたら妊娠中毒症寸前に。

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まだ働いているとき職場に妊娠していることを伝えると職場の方々が私が何かしようとすると、大事なときだから動かなくていいよ!と言ってくださってました。私は初めてで妊婦は動いちゃダメなんだと思うようになりました。仕事を辞めてからも家で一通り家事が終わると横になっていました。妊娠中期、後期も何かあってはいけないと思っていてあまり動いていませんでしたが、食欲はあり食べてばかりいました

妊娠後期は体重が増えやすいと言われているのに動かず食べてばかりいたので、体重が一気に増えてしまい妊娠初期からすると20キロ増えてしまいました。血圧も最高160まで上がってしまい妊娠中毒症になりかけてるよ!と妊婦検診で注意されました。それから食事にも気をつけるようになりました。また動かないと出産に繋がらないと言う話も聞き、ウォーキングをしたり廊下を雑巾掛けするようにしました。結局私が出産したのは41週です。予定日を過ぎても陣痛が来ず、促進剤をうって出産後しました。妊婦は動いちゃダメと言う考えが間違っていました。いっぱい体を動かして、食事も気をつけないといけないということを身を持って感じました。

ペンネーム くまさん

【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。

2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。

日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?

少しでも妊娠の確率を高めていくための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。

そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。

umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。

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ベルタ葉酸サプリ公式ページ

サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。

2人目を妊娠した時「よだれ悪阻」に。辛かったが、娘を見ていると本当に産んでよかったと思う。

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一人目が24歳の時にいわゆる「できちゃった婚」であったため、生活が安定するまで二人目はまだ先が良いかなと先延ばしし続けた結果いつの間にか夫婦共に三十代になってしまっていました。一人目の時は働き出して一年を経過した位の職場で突然の妊娠報告になっていたため産休・育休もとらせて貰った手前、育休後数年は迷惑をかけずに働かないとなと職場に変に遠慮していたのも二人目までの間があいた原因のひとつです

昨年二人目を授かる事ができましたが妊娠中はつわりが酷く、初期から出産するまでずっと吐き続けていました。しかも珍しい「よだれ悪阻」になってしまい、特に初期から中期までは昼夜を問わずよだれがだらだら。汚い話なのですが、ペットボトルを持ち歩き毎日500mlのボトルがいっぱいになる位の量のよだれを出していました。夜も口によだれがたまって起きるため常に寝不足。後期には無意識のうちに流れ出るのを堪えようと歯を食いしばっていたらしく、歯が欠け歯医者通いをする始末。一人目の時の悪阻なんか悪阻じゃなかった!と思う程二人目の時の悪阻はきつかったです。

妊娠中は本当自分ではどうにもならない体調の変化に戸惑います。職場の事や家庭のこと、色々と考えて足踏みをしてしまうこともありましたが何があっても子どもがいれば頑張れるし乗り越えられる。娘二人を見ていると本当産んでよかったと思います

ペンネーム ヒトエさん

出産から15年たって、妊娠時の症状が「潜在性甲状腺機能亢進症」だと知った。

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妊娠時には自分の身体の潜在的に弱い部分が具体的な症状となって表れると本で読んだことがあったのですが、妊娠する前まで一度も入院経験もなく、特に健康面に問題があるとは思っていなかったので他人事のように読み飛ばしてしまいました。ところが1人目出産時、臨月に突入したときに突然初めての症状に襲われました

友人宅で楽しくおしゃべりをし、駅まで送ってもらって駅のホームで電車を待っている間、突然動悸が始まったのです。階段の上り下りでちょっと心拍数が上がったのかなと思ったのですが、立ち止まって電車を待っているだけなのに動悸は治まるどころかどんどん脈が速くなっていくのがわかります。ドクンドクンと自分の心臓の音ばかりが聞こえ、とても恐ろしかったです。

とりあえず電車で座ることができ、なんとか自宅までたどり着くことができたのですが、そのまま何日も動けず寝たきりになってしまいました。主人の車で産婦人科に行って診てもらいましたが母子ともに健康で異常なしとのこと。1週間もした後、体調も回復し、予定日よりも10日程度早かったですが、無事に出産し、その出来事は忘れかけていました。

ところがその3年後、2人目を妊娠し同じく臨月を迎えたころ、突然同じ症状が表れたのです。その直接の引き金となった原因はよくわからなかったのですが、やはり激しい動悸・頻脈と症状はまったく同じでした。同じ産婦人科にかかっていたので前回のことも説明したところ専門病院で心臓の検査を受けることになりました。ですが、その病院でもやはり心臓に特に異常はみられないとのことでした。出産時も前回同様安産で何も問題はありませんでした。

それから15年以上経ち、更年期と呼ばれる時期に差し掛かったわけですが、突然またあの症状に襲われたのです病院での診断の結果は潜在性甲状腺機能亢進症でした。特に入院が必要というわけでもなく、薬だけ正しく服用していれば日常生活に問題はないとのことですが、今思い返すと、やはり妊娠時に起きたあの症状は甲状腺の異常によるものだったと思えるのです。もし妊娠中に何か今までと違う症状が表れたら、担当医に相談するのはもちろんですが、自分の体質と向き合うよい機会だと思って、そのままにせずきちんと調べて正しく対処すべきだと思います

ペンネーム ニンプリンさん

貧血や頻尿…今まで経験したことのない症状に戸惑った。

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今まで一度も貧血になったことなどなかったのに、妊娠して数週間ったときに、病院で血液検査をしてみると、貧血であることがわかりました。数値が低かったため、鉄材を処方されました。この鉄材を飲んで、貧血の症状は改善したものの、便の色が緑色になってびっくりしました。また私は便秘症ではなかったのに、妊娠してから便秘症になり、鉄材を飲んでさらに便秘になりました。

また、他に大変だったことは、妊娠36週ごろになると、頻尿になって夜中に何度もトイレに起きるようになりました。日中も飲食すると、すぐにトイレに行きたくなりました。何度もトイレに行くのは億劫でした。特に夜中は重いお腹を抱えて、一人トイレに行くのは惨めでした。皆こんな状態なのかなって思いながら、一人トイレに行く孤独をまぎらわせながらトイレに行きました。ただ、横で何事もなく寝ている主人の寝顔を見て、イラッときたのは覚えています。夜中トイレに起きた後、その後眠れなくなってしまったりして、不眠症にもなりました。朝方眠くて、日中もぽーっとして寝不足の状態でした。便秘症、貧血、頻尿、不眠症といろいろと変化が起きて大変でしたが、無事娘が生まれたので、良かったです

ペンネーム アサシャンさん

運動習慣や食生活で改善できる症状もある。

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いかがだったでしょうか。妊娠後期はお産の準備をする時期なので、身体に大きな負担がかかるようです。

ただ、症状が運動不足や食生活の乱れから来ることも多いようです。特に、切迫早産などのリスクがない限り、運動はしたほうが良いというのは意外ですね。