妊娠23週目は大きくなった子宮に内臓が圧迫され始めるため、様々な不快症状に悩まされる妊婦が多いようです。不快症状を解消するために必要なのは適度な運動と規則正しい生活だと言われています。
今回は妊娠23週目の体験談を5人の女性に聞きました。どうやって不快症状を乗り越えたのか、参考になるのではないでしょうか。
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切迫早産と診断され、家事も外出も禁止に。
妊娠23週の時に、切迫早産と診断されました。子宮頚管長が通常4cm以上ないとダメなところが、3.78cmまで短くなっていました。先生からは、家事は極力しないで、外出も近場以外禁止、性交渉も禁止と言われました。自分では自覚症状がない分、本当に辛かったです。動けるのに、しんどくないのに寝てないといけない。
夫が慣れない家事に奮闘してくれましたが、それを手伝う事もできず…歯がゆかったです。少しお腹が張る日があるなぁ、でも仕方ないよなと思っていたのですが、それがあまり良くなかったようです。張り止めの薬(ウテメリン)も30錠ほどもらい、張った時に飲んでと言われました。
ある時かなり張ったので張り止めを飲むと、副作用がでてしまいました。よくあることなのだそうですが、手の震え・体の火照りが辛かったです。知り合いにも同じ週数くらいの子がいたのですが、その子も切迫早産で私よりひどく、入院になっていました。入院になると24時間点滴で、トイレ以外起きちゃいけないそうです。
妊活中、妊娠中のお母さんに伝えたいのが「妊娠中は本当に無理をしちゃダメ」ということです。後で後悔してからじゃ遅いです。お腹の赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。無理しないでください!!
ペンネーム みかんさん
マタニティヨガ、塩分制限でむくみが改善された。
安定期に入りつわりも落ち着いた頃に、検診で浮腫んでいると何度か言われました。私はそんなにひどい方ではなかったので、逆に自覚症状がなく浮腫んでいるのか単に太ってきただけなのか自分で判断できず困りました。担当医の先生からは浮腫は塩分の取りすぎが原因だと教えてもらいました。
外食が多かったり、塩分に対して水分をしっかり取れていなかったりするのが原因だそうです。そこでまず勧められたのが出汁を一から取ることです。粒状のだしの素には塩分が含まれているらしく、出汁を一から取るだけでも変わるそうです。赤ちゃんが産まれて離乳食が始まったら出汁を一から取った方がいいし、今からやっておくと練習になるとも言われました。
他には産婦人科でやっている両親学級とは別に、マタニティヨガがありました。もし普段から運動不足なら、それに参加して身体を動かすようにとアドバイスしていただきました。ヨガをやっているのは知っていましたが、自分から行こうと行動に移すのがなかなか出来ていなかったので、先生に勧めてもらって良かったなと思います。
身体が固くてもタオルを使っての方法を教えてくれたり、運動が苦手でも大丈夫な内容で安心しました。それから浮腫は改善されました。ヨガは出産直前まで、出汁は今でも続けています。
ペンネーム ねこさん
【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。
2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。
日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?
元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。
そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。
umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。
サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。
親戚から厳しいことを言われても気にしないで!病院の先生の言うことに従っていればいい。
二人目の妊娠はとにかくいろいろありました。妊娠がわかるかどうかの時期から、ひどいつわり。車の事故で、当てられて、数日後でした。思いがけない症状が出る事故の後。そのまま病院に行っていたら、あやうくレントゲン検査を受けるところでしたが、旦那さんの「つわりだったりして~」との一言から、整形外科⇒産婦人科へ変更。妊娠で無かったら整形に行けばいい。と判断して行きました。結果はビンゴ!二ヶ月になるかどうかでした。
それまでも出てきていた「気持ち悪い」症状。一層ひどくなり、そのまま話したら、「注射していく?」といっていただけて、注射でスキッと解決しました。お薬も、1週間ほどは効いたのでしょうか?一週間が終わる頃…またゲロゲロな日々。5ヶ月で入院するまでは3日に一度、注射や点滴に通っていました。そんな、症状も周りの化石のような人たちには、「薬ばかり使って、どんな子が生まれてくるんだろうね。」と散々言われてもいました。
食べられるものはトマトと、しっかりした味のもの。その結果、中毒症の初期にもなりました。食事の指導を受け始めたら、今度は、『切迫流産』といわれ、緊急入院。24時間点滴をして安静にしなくてはいけないことになりました。上の子がいたので、つらかったですね。さみしかったのでしょう。毎日お父さんと見舞いに来てくるとたくさんお話をしてくれました。すごく言葉が遅かったはずなのに…。上の子の時は、本当に順調で、出産の5日前まで仕事(立ち仕事です。)していたのに。
下の子は、つわり、流産・早産~の入院。お産は母親の症状でなく、子供の症状なのかな?と思います。生まれるまで、どうなるかわからない。大事にしすぎて、太るのも駄目ですが、心配性なくらいでちょうどいいんです。いつもと違うのだから。それを、義理の仲、いえ、数十年前に私を産んだ母までもが忘れてしまうのですから。厳しくいわないと・・・と勘違いしている方、勘違いされている方と一緒にいる方。今、つらいのは、妊婦さんのママで、おなかの中の赤ちゃんがつらい。出産っていろんな感情や、損得も出てきてうれしいばかりじゃないんです。(特に田舎は)痛かったり、気分悪かったりするときは、姑に聞かず、病院の先生に相談しましょう。化石がいうことは気にせずに。(^^)
ペンネーム Lapakiさん
ビール酵母を飲んだら胃もたれがなくなった。
妊娠5ヶ月くらいから胎動を感じるようになりました。最初はおなかの中がくすぐったいようなもぞもぞする様な感じでしたが、日にちが経つにつれて脇腹の辺りから肘や膝の様な関節みたいな形をしたものがでてきました。夜中になるとゴソゴソしてなんとも言えない感じがしました。可愛さもありますが、寝ている時に突然蹴ったりしてきたのでビックリしました。生まれてから思ったのはやっぱりおなかの中にいた時からゴソゴソするタイプの子供だったんだなぁっと思いました。今、2歳11ヶ月になりましたがとにかくゴソゴソしております。
つわりも終盤に差し掛かっていたのですが、ちょっとお腹いっぱい食べすぎると胃もたれのような感じになっていました。病院からビール酵母を飲むといいと聞いたので飲んでいました。気持ち的なものなのかビール酵母を飲んでから多少は気持ち悪さがなくなり胃もたれのようなものもなくなりました。つわりが終わってから食べれるものが変わっていて、今まで苦手だったものを食べられるようになったり、好きだったものを苦手になってしまったりしました。特に油っぽいものは少し食べると気持ち悪くなっていました。これが妊娠中の嗜好が変わるという事なのかなと思いました。
ペンネーム しーさん
自律神経を整え、ストレスを溜めない生活を。
私は、妊娠6ヶ月あたりに仕事を休業致しました。休業した理由は、段々と体が重くなって行き、倦怠感や疲れが取れない日々が続いたからです。何より両親には仕事で朝早くから出ていく姿を見てとても心配され「早く休業しなさい。妊娠をなめてはいけない」と言われたのもあり、最終的には体と相談し、自身の判断で休業させていただきました。
それから、早寝早起きの習慣が崩れて、朝は遅くまで寝ていて夜中は眠れずに、ずっとスマホやパソコンで目を疲れさせていたり、自律神経が崩れていたせいか体重も急に増えるようになってしまいました。安静にしなくてはとずっと家にいる毎日だったので、運動せずにずっとストレスばかりため込んでいた私は、妊娠後期で妊娠高血圧症候群にかかったので、今となると、仕事を休業してから急に運動をしなくなり、不規則な生活だったのが、原因なのではないかなと今となって後悔しています。そして、もともとお酒が好きだったので、禁酒をしているストレスでやけ食いしたりしたり、無駄に余計な事を考えてイライラして、お腹がはちきれそうになるまで食べてストレスを紛らわしていたのですが、知らず知らずのうちに体が悪い方向に向かってしまったのだと思います。自律神経やストレスをためない習慣は、大事だなとつくづく痛感しました。
ペンネーム さくらんぼさん
妊娠23週目はついつい生活リズムが崩れがち。周囲の助けも借りて心身ともに健康に過ごすことが大切。
いかがだったでしょうか。妊娠23週目はお腹が大きくなり始め、食欲にも変化が現れます。ついつい不規則な生活をしてしまい、運動不足になったり、逆に安静にしないといけないストレスから、無理をしすぎてしまうことがあるようです。
妊婦さんは赤ちゃんを守ることが一番の仕事。赤ちゃんのためにも、心身ともに健康に過ごすよう心がけましょう。