ハイヒールリンゴさんの不妊治療と、彼女の新しい生き方とは?

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ハイヒールリンゴさんは、よしもとクリエイティブエージェンシー所属の、女性大御所お笑い芸能人です。
今年で芸歴35年を迎えるリンゴさんは、華やかな舞台に立ちながらも、不妊治療を根気強く続けた女性の一人です。

何があっても、美容やキャリアや人を笑わせることを諦めなかったリンゴさんは、どのような治療や生き方を選んだのでしょう。
ここでは、リンゴさんが見せてくれた女性の強さをテーマに、不妊治療を紹介していきます。

 

ハイヒールリンゴさんの不妊治療とは???

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リンゴさんは、1995年の34歳の時にラジオ大阪の制作報道部次長の美村篤洋さんと年差結婚しました。赤ちゃんが大好きなリンゴさんは、妊活を続けましたが、子どもはできませんでした。

それでも彼女は、母親になるということを諦めず、2003年には、不妊治療に専念するため芸人活動を一時的に休止しました。

彼女の選択した不妊治療は、体外受精でした。なんと挑戦した回数は、17回。肉体的にも、精神的にも、かなり負担の大きい回数です。

それでも何度も何度も治療を繰り返した背景には、諦めずに新たな命を待ち続ける、思いの強さがうかがえます。

そんな思いを見守り大切にしてくれた、の美村さん。この強い信頼関係のおかげで、結婚21年目を迎えた今でも、二人で幸せに暮らしています。不妊治療に立ち向かうのは一人ではないのです。

 

不妊治療中にハイヒールリンゴさんを支えた周囲の人

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ハイヒールリンゴさんのNSC1期の同期お笑い芸能人は、ダウンタウン、トミーズ、内場勝則、前田政二、ジミー大西などの大御所ばかりです。不妊治療への専念のために芸能界活動を一時休止しましたが、彼女の人望の厚さから、治療中の周囲からのサポートも途絶えることがなかったといいます。

特に、一緒にコンビを組んでいた相方のハイヒールモモコさんは、子どもを3人も持っていました。

リンゴさんが、「自分の相方は3人も子どもがいるのに…」と思っているだろうと、周囲の人たちも二人の関係を気にしていたそうですが、リンゴさんはモモコさんの子どもたちを自分の子どものようにかわいがったと言います。

リンゴさんの優しさや、子どもに対する愛情がうかがえます。

しかし、ハイヒールリンゴさんでも、常に笑顔でいられるわけではありません。体外受精を何度も続けたのに成果が出ず、流産してしまうたびに、周囲の人も声を掛けられないくらい、落ち込んだようです。

そんな時に声をかけてくれたのが、同期のダウンタウンさんや、明石家さんまさんでした。

ダウンタウンさんは、相方モモコさんがピンで新しく持つことになったレギュラー番組を、リンゴさんが見て、さらに気分を落とさないように努力しました。例えば、モモコさんのレギュラー番組放送日に、リンゴさんを和歌山県までのドライブに連れ出したといいます。

また、明石家さんまさんは、流産繰り返し落ち込んだリンゴさんに「芸人は不幸やから人を幸せにするんや」と声を掛けたそうです。

普段、多くの人を笑顔にしているからこそ、自分がつらくなった時も、周りの人々に笑顔にしてもらえたリンゴさん。彼女の人格がよく分かるエピソードです。

 

ハイヒールリンゴさんの不妊治療の結果は…?

 

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17回の体外受精を経験したリンゴさん。身を削るような治療に、うつ病のような症状を発症したこともありました。

 

リンゴさんの家には、今でも、子どもがいません。

 

それならいっそ、不妊治療をやらない方が良かったのでは?

不妊治療の、精神的・金銭的負担に対し、結果が相当していないのでは?

そう思う人もいるでしょう。

しかしリンゴさんは、不妊治療を通して、彼女らしい新たな生き方幸せの秘訣を発見することになるのです。

 

「結果として子供は授かりませんでしたが、やるだけやったので後悔はありません。」

 

リンゴさんは、そう語ります。

―――不妊治療をして、よかった。――――

やるべき事を出来る限りしたからこそ、考え方のシフトチェンジが出来たのかもしれません。

 

ハイヒールリンゴさんに学ぶ、不妊治療の意義と子どものいない人生の選択とは

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不妊治療を何度も失敗するという経験を通して、ネガティブになることもありました。しかし、その経験が逆に今の彼女を作っている、とも言えます。

「治療に専念して、ものの見方も変わりました。結婚していて子供がいないと、日本では恥ずかしいことのように見られがちです。でもそれはおかしいと思うんです。

社会の偏見に負けるな、とか差別を許すな、とかそんな偉そうなことではなく、普通に生きていく幸せ、小さなことに一喜一憂しながら自然体で生きていくことが大切なんだ、という話をさせてもらっています。」

 

彼女が見つけたのは、自然体のまま普通に生きていく幸せでした。子どもがいなくても、自分の人生は十分に幸せだということに気付いたのです。

 

「大切なのは、不妊治療は夫婦2人で考える問題だということ
・・・夫婦が一緒に考え、取り組まないといけないと思うんです。」

 

リンゴさんが、ここまでポジティブに物事を見られている理由として、夫の存在は大きいようです。支えてくれる誰かがいることによって、自分の普通の生活に感謝することや、自分が今のままで幸せだと気付くことが出来たのです。

彼女は、現在では芸能界に復帰し、昔のように大活躍されています。

また、芸能活動しながらも、不妊治療経験者としてこれから不妊治療を始める人、不妊治療中の方の為に保険や助成金について国の改善希望の意見を述べているようです。

自分が育てるべき、若手女芸人の存在にも気づきました。若手芸人が多く出演するテレビ番組に、MCとして出演し、お笑い会の未来の面倒を見ています。

 

まとめ

不妊治療に勇敢に立ち向かい、幸せな生活を手にしたハイヒールリンゴさん。

治療中には、旦那さんや、相方、同期や友達の心のサポートがありました。

彼女は、不妊治療が必ずしも成功するものではなかったとしても、何か出来る事をやってみること自体が、その人生の新しい道を切り開くことを、教えてくれているのではないでしょうか。

日頃の生活習慣の改善も。

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