妊娠38週目で病気になってしまったら?5人の女性の妊娠後期のトラブル体験談をご紹介

妊娠38週目は出産間近。順調な妊婦生活を送ってきた人も、急に病気になってしまったり、症状に悩まされたりするようです。そんなトラブルを乗り越え、どうやって健康な赤ちゃんを産んだのでしょうか?

今回は妊娠経験者5人に妊娠38週目の体験談を聞きました!

妊娠後期にガンジタに…周りに相談できず、出産までハラハラしていた。

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1人目を出産し、2人目は2年違いがいいと思っていました。1人目が授かり婚だったので、すぐにできると安易に思っていました。私は生理が規則正しいので、計算して排卵日に行為をしていましたが、なかなかできることはありませんでした。もう2年違いで授かることができなかったので、諦めたところ、すぐ授かることができましたく考えすぎると出来ないと聞いたことがありますが、本当にその通りだと思いました

妊娠中はつわりとかはなく助かりましたが、腰痛と眠気とこむら返りに悩まされました。腰痛の時は、横向きになり主人にマッサージをして貰ったり、眠いときは上の子を家族に任せて、少し横になったり、こむら返りも主人に足を伸ばして貰ったりしていました。そして妊娠後期になって、ガンジタになってしまったのです。確かにおりものが多かったのですが、それが何かに感染しているものと分からず、ただ妊娠中だから、おりものが多いんだと思っていました。なので気付くのが遅くなり、薬を処方して貰いましたが、出産までに治るのか不安で仕方がありませんでした。かといってなんか汚ならしいので、家族や他の人に相談できず、1人でハラハラしていました。なんとか出産までには間に合いましたが、後1週間気付くのが遅かったらと思うと…なので気になることは何でも担当の医師に相談することをオススメします

ペンネーム れみさん

妊娠と同時に血小板が減り血が止まりにくくなる病気に。それでも産む決心をし、無事女の子を出産。

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私は26歳の時、妊娠と同時に、血液の中の成分の一種である、血小板が減り出血しても血が止まりにくくなる、特発性血小板減少性紫斑病になりました。まず、この病気にかかったら出産は諦める事が当たり前の時代でした。その病気が判ったのが妊娠7週目でした。この病気で出産した前例が無いという事で、主治医の先生からは二つの選択肢が言い渡されました。一つは今お腹の中の子供を諦めて10年後に出きる薬で病気を治してから妊娠すると言う事、もう一つは、血小板を壊してしまう脾臓と言う臓器を摘出してから妊娠する方法、この二つを言われました。私の病気は脾臓と言う臓器で必要な血小板まで破壊してしまうので、この臓器を取る事で血小板が増えると言われました。

一つ目の条件で行くと私は36歳になっています。その年で確実に妊娠するか判らないと言う不安がありました。二つ目の提案は、いらない臓器なんてあるのだろうか、もし取ったあと身体に異変があったら怖い、と言う恐怖心がありました。そして、もし私の血がそのままの状態で子供に移行して、血小板の少ない子供だったら産道から出てくる時、頭で血管が切れる可能性があると言う事も告げられました。

それでも、どちらとも決断できない私に、産婦人科の先生が今のお腹の赤ちゃんの状態を見てみましょう、と言って下さり、エコー検査をうけました。すると、そこに映し出されたお腹の子供には物凄く小さいはずなのに、手も足も出来ていたのです。その画像を見せられた私は涙が止まりませんでした。おろす期限が迫ってきているから早く決断を…と言われても、物を捨てるのとは違い、命をどうするかと言う決断を迫られ、今までの人生の中で一番悩んだ出来事だった思います。

そして、画像を通してではありますが、命を宿したわが子を見せられて、おろして下さい、とは言えませんでした。そして産む決心をして、内科、産婦人科、小児科、外科の先生方との試行錯誤の日々が始まりました。順調に育ってはいましたが、もしもの時は帝王切開になるかも知れないと言う事、私の血小板が少なかったら輸血をしながら出産させると言う事、子供は生まれたら直ぐに小児科の先生が来て保育器の中に入れて小児科に行き、検査をすると言う事が話し合われました。しかし、38週目に入った時陣痛が起こってしまいました。予定より一ヵ月半早く陣痛が来てしまったのです。微弱陣痛ではありましたが、そのまま入院となり、中々陣痛も激しくならず陣痛促進剤を使って産みました。生まれて一瞬だけ顔を見せて貰い、予定通り小児科の先生が分娩室まで来られ保育器に入れられた娘は、そのまま小児科に連れて行かれました。その時出血の多かった私は中々病室には帰して貰えず暫く分娩室に寝せられていました。

生まれた子供はどうだったんだろうか、私は何故ここにずっと寝せられているのだろうか、と不安で一杯でした。やっと病室に戻れた私でしたが、出血が止まらずこれ以上出血が続いたら輸血をしますとの報告がありました。その日の晩は一睡も出来ず、子供もどんな様子なのか解からない不安な夜を過ごしました。次の日、先生が何処にも異常はありませんでした、と小さな我が子を連れて来て下さり、初めて抱かせて貰いました。少し早く生まれたので体重は2600gと小さかったのですが、私にとってはとても大きな存在でしたし、異常の無かった事が嬉しく涙が出ました。それと同時に元気に育てようと強く決心したのと、産むと言う選択をして本当に良かったと心の底から思いました。私の様な思いをする人が一人でも減る様な時代に早くなって貰いたいと強く願います。

ペンネーム LUNAさん

【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。

2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。

日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?

元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。

そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。

umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。

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ベルタ葉酸サプリ公式ページ

サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。

安産のはずが回旋異常で出産に時間がかかった。

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第2子が生まれる頃の話です。上の子が1歳8か月でしたので、手のかかることもということもありましたが、妊娠38週で出血をしました。病院に連絡したら即入院でした。子宮内膜症があるから出血したのではなく、上の子に手がかかり、無理なことをしたからのようでした。子宮の異常や赤ちゃんに何かあるという事ではなく安心しましたが、「あと2週あるけれども、じきに産まれるだろう。」という事で驚きました。

上の子を連れての入院は大変で、主人も会社に行ってしまったし、親もまだ生まれると思っていなかったので、準備もしてなくあたふたとしましたし、上の子はぐずりだすし大変な思いをしました。出血をしてから2日後、破水をしました。上の子の時よりも軽い陣痛でしたので、「もう産まれるの?」と半信半疑なところはありましたが、子宮口も開いてきており、分娩室に入りました。

そこで看護師さんが「おかしいわね、もう出てきてもいいのに、」とボソッという言葉が聞こえ、何だろうと不安なったりしました。やっとのこと産まれてくれましたが、回旋異常で、回転が半回転足りず、こめかみのあたりが引っかかってなかなか出られなかったようです。上を向いて産まれてきました。「普通ならするっと産まれるところ、大変でしたね」と看護師に言われ、出産ってなにが起こるかわからないんだなと思いました。出産の準備は何が起きるかわからないので、色々なことを想定して早めに準備しておくことが大事だと思いました。

ペンネーム むーこさん

食生活はすぐ変えられるものではないので、妊娠する前から意識するべき。

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私は昔から生理不順だったのですが、案の定、なかなか妊娠せず、妊活を初めてから半年くらいで病院にお世話になりました。初めに行った産婦人科では、どうしても妊婦さんが優先になってしまうため、ゆっくり不妊治療を受けることが難しいと言われ、後日、紹介された不妊治療専門のクリニックに行きました。そこで調べてもらったところ、「多嚢胞性卵胞」が原因による無排卵と分かり、排卵誘発剤を使った不妊治療を開始しました

病院に通うことのほかに、妊娠するためにできることはないかと調べ、良質な葉酸サプリを定期購入して飲んだり大好きな紅茶をやめてルイボスティーに切り替えたり、冷たい飲み物や白砂糖を控えるなど、とにかく食生活に気を付けましたまた、子宮周りをを冷やさないよう、夏でももこもこのインナーを身に着けたり、車に乗る時にもエアコンの風を足元に向けないように徹底しました。そんな努力が実ってか、6回目のタイミングにお薬の量を増やして、ようやく妊娠し、無事に元気な赤ちゃんを授かることができました

食生活や生活習慣はすぐに変えられるものではないので、妊娠や結婚を考える前から少しずつ変えていくことが大事だと思います。そして、素人考えで妊活を進めずに、早めの段階でお医者さんに相談すれば、自分自身の安心にもつながると思います。

ペンネーム 7℃さん

ガンジタと知らずゴシゴシしてしまい、医師に怒られた。

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これは18歳で第1子、19歳で第2子を出産した私の体験談です。第2子の時の話です。第2子の時は妊娠時は問題なく、平穏なマタニティライフを送っていたのですが、妊娠後期に入ってすぐ腟ガンジタになってしまい、とても辛かったです

まだまだ無知だったので、恥ずかしい話おしもが汚れているんだと勘違いしお風呂でたっぷりボディーソープをつけ、ゴシゴシタオルで力いっぱいゴシゴシ…笑 血が出るくらぃゴシゴシしました笑 これで大丈夫だろぅとお風呂から上がると、まっすぐ歩くことも座ることもできない強烈なかゆみ…もちろん寝ることもできないので急いで病院に。腟ガンジタでした。

ゴシゴシって一番だめだったんですね笑 先生に怒られちゃいました笑 とりあえず、薬を処方され塗るとしばらくは症状は抑えられました。それから2、3回繰り返しましたが、予定日前にはすっかり良くなり無事に陣痛が来ました。それでも所要時間は22時間…笑

まぁ、1人目が48時間だったので半分以下になったと思えば…笑 出産自体も1人目で多少慣れたのか、だぃぶ楽に感じました。ただ、後陣痛がひどかったです。2人目からはひどくなるよって周りに言われていましたが、まさかここまで辛いとは…のレベルです。個人的に本陣痛よりキツかったです…

ペンネーム ゆぅママさん

少しでも異変を感じたら、自分で処理せず、すぐに医師に相談することが大切。

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妊娠38週目でも、ガンジタや回旋異常など、トラブルが起こるようです。順調な妊婦生活を送ってきた人が急に病気になるケースも多いようです。

何か異変を感じたら、すぐに医師に相談することをおすすめします。