妊娠31週目は妊娠後期の初盤。身体にトラブルが起きやすい時期と言われています。少しでも「おかしいな」と思ったら、すぐに受診することが大切です。
今回は、5人の女性に妊娠後期時の体験談をお聞きしました。どんなトラブルが起きたのか、また様々なトラブルにどう対処したのかなど、役に立つ情報があるかもしれません。
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32週目で破水！妊娠出産に「当たり前」はない。
20代で生理不順もなく、すぐに妊娠出来ると思っていたが中々出来ませんでした。病院でタイミング法で合わせて貰っても中々陽性反応は見れず…生理が来るたびに泣いていました。病院代も毎月2万前後かかるし、こうして私が頑張っている間にも後から結婚した友達がどんどん妊娠していき精神的にかなりやられました。当時は心からお祝いすることすら出来ず、自分のことも大嫌いになっていきました。
妊娠するまで毎日基礎体温を計り、妊娠前からカフェインやお酒など妊婦に良くないとされるものは抜き、葉酸やルイボスティーなど妊婦に良いと言われるものを沢山とっていました。無事に妊娠が出来、心拍も確認、安定期に入ると無事に赤ちゃんが産まれてくるものだと信じていました。もう一人で出歩ける自由な時間もなくなるんだと思うと、色んな友達に会ったり、行きたかった場所に行ったりとても活動的でした。
2日前の検診で順調そのもの、子宮口もちゃんと閉じてるし何も心配ないよと言われ油断していました。まだ32週に入ったばかりだったのに夜中に破水してしまいました。最初はこれが破水だと気づかず、ネットで見るようなバシャっ！と大量の水も出ない、出血も腹痛もない…だから尿もれしてしまったのかなくらいに思っていました。でも何故か寝付けず段々不安になってきて万が一のことがあったらいけないと思うようになり病院に行きました。すると破水しており緊急オペで出産することになりました。
まだ入院の準備もしておらず、まさかこのまま産むことになるとも思ってなかったのでアタフタ。妊娠出産に当たり前なことはないんだと痛感しました。そして少しでも不安なことがあれば絶対に迷わず病院に相談するべきだと思いました。
ペンネーム はちママさん
不安なことは友達ではなく医師に相談するべき！
妊娠期間もいよいよ後期に入った時の出来事です。私は妊娠7ヶ月まで仕事をしていました。もう少し出産ギリギリまで働くことも考えましたが、新居への引越しも控えていた為少し早めに退職をしました。仕事を辞めるまでは毎日ある程度体を動かせていましたが、仕事を辞めてからは家にこもりがちであまり動かなくなりました。出産経験のある友達からは、妊娠後期になると少し運動をするように医師から言われたと聞いていたので、退職後は近くのスーパーまで歩いて行くようにしました。
ところが歩いて買い物に行くようになって数日、買い物から帰る途中お腹に張りを感じるようになりました。始めは気のせいかなと思っていましたが、買い物の帰りには毎回なるので張っているのだと気が付きました。更に家の中でも連続で1時間程の家事をすると、張るようになってしまいました。すると検診の際、医師からはお腹の赤ちゃんが下がり気味だと言われました。そして張りがなかったか聞かれたので、買い物の件などを伝えると安静までは言われませんでしたが、なるべく動かないように言われてしまいました。
周りから聞いていたのと、実際の自分の状態は違っていたので少し戸惑いました。また安静とまでは言われなかったこともあり、どの程度動くのをセーブしたら良いかわからず正産期に入るまでは不安を抱えながら過ごしました。
今思えば長く不安を抱えるくらいなら、検診時に医師に詳しく質問すればよかったなと思います。もしも今、同じように何か少しでも不安を抱えている妊婦さんに出会ったら、不安なことはきちんと医師に相談するように伝えたいです。
ペンネーム irocchiさん
【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。
2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。
日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?
元気な赤ちゃんを出産するための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。
そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。
umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。
サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。
切迫早産と聞こえは怖いが、医師の指示通り動けば大丈夫。
２人目の子の時です。経産婦さんは出産の進行が速いとはよく聞きますが、子宮口が開くのも早かったです。31週の検診の際すでに子宮口２センチ開いてますね、切迫早産ですので薬を処方しますねと先生に言われた時は血の気が引きました。そんなにサラっと超重要なことを言えるものなの？と疑問に思いましたが、意外にも子宮口が開いてしまう方は多いようです。
上の子もいると入院はできないので最低限の家事・上の子の世話をし、安静にしましょうとの指示でした。両親もまだ働いているので頼れず、子供のご飯だけは私が作り、あとは旦那さんに頼りきる日々が始まりました。ウメテリン（早産防止のお薬）を１日４回服用しながらひたすら安静に。「まだだよー？申し少しお腹にいようね」と話しかけたりしていました。
上の子とお散歩に行けなかったので体重も減らず増えずをキープするのも大変でした。赤ちゃんの大きさがしっかり標準であれば、最悪35週で出産しても大丈夫だけどNICUへ搬送しなければならない、36週だと保育器で様子をみるだけで大丈夫だと安心させてくれるのですが、不安ですよね…。幸い38週までしっかりお腹の中にいてくれました。切迫早産って聞くと本当に不安な気持ちで一杯になると思いますが、しっかり安静をし医師の指示どおりにしていれば大丈夫です！出産後にはじまる育児のため、かわいい我が子が少し休憩をくれたのかなっと思った方が気持ちも楽になると思います！
ペンネーム ナナモモさん
家族の援助のおかげでむくみが悪化せずに済んだ。
妊娠後期に入った頃、今まで全く気にしていなかったけどある日足がパンパンにむくんでいる事に気付きました。おそらく毎日立ち仕事をしていて、さらに、休みの日は出かけたりしていたからかもしれません。ネットで調べると靴やスリッパも履けなくなるくらいむくむ方もいるようですが幸いそこまではなりませんでした。が、それから旦那、実母に毎晩足をマッサージしてもらう日々が続きました。自分でしたくてもお腹が大きくなってきて足先まで手が届かなくなってたので。
むくみ改善のためにマッサージに加え、保湿クリームを塗り、さらにメディキュットなどの着圧ソックスも毎日履いて寝ました。それでも夜睡眠中に寝返りしようとするとこむら返りというのでしょうか。足がつって目覚める日々は何度もありました。妊婦は頻尿になるので夜中トイレに行きたくて目覚めるのにその時に足がつって動けない…。思い通りにいかなくてイライラする日も何度もありました。
でも旦那や実母が毎日一生懸命マッサージしてくれたからこそ、病院で先生にむくみについて注意を受けることは一度もありませんでした。まわりに助けられて子をお腹で育てることが出来るんだなぁと実感しました。
ペンネーム やんくみさん
長いつわりと入院の末、無事スピート安産できた。
ずっと子どもが欲しかったけど、子宮内膜症になって諦めていました。しかし、旦那と出会って、旦那も子どもが欲しいし作ろうということで、不妊治療をしようと病院に通ったら、すでに妊娠してたみたいでびっくりしました。妊娠してすぐにつわりがはじまって、最初は平気って思っていたけど、徐々にひどくなり、寝ている時以外は吐き気との戦いでした。
毎日二日酔いがずっと続いている感覚で、点滴を打ってもらっても全然効かず、外に出たくなく全てにおいてやる気も出ませんでした。それが安定期過ぎても収まらずいつ終わるのか不安でした。ようやく長いつわりが終わったと思ったら、検診でお腹が張って切迫早産気味だから、そのまま入院してと言われて入院する事になりました。それが32週目の時で、24時間点滴しなくちゃいけないし、基本安静なのでシャワーもダメ、売店にも車いすでたまにしかいけなくて大変でした。
毎日退屈でしたけど助産師さんや看護婦さんが話してくれたのが気晴らしになりました。入院生活が1ヶ月してようやく36週に入っていつ生まれてもようやく大丈夫かなって時に一時帰宅が許可されました。そしてまた病院に戻ってきたその日に出産しました。出産はスピード安産でよかったです。
ペンネーム れいちゃんママさん
不安定な妊娠31週目は医師、家族の支えが必要。
いかがだったでしょうか？妊娠31週目は身体が不安定な時期だからこそ、こまめな受診や家族の支えがとても大切です。また、体験談にもあるように、予期せぬ体調の変化が起きた時も、冷静に医師の指示を聞くことが大切。焦らず無理せず、安静にすることが一番です。
