43歳での妊娠とは?無事出産を果たした3人の女性の体験談とは?

「あれ、若い時と体の負担が違う…?」

43歳での出産は一般的に高齢出産と言われており、女性にかかる負担も30代での出産と比較すると大きいといわれています。何度か出産を経験している女性の方であれば、なおさらその違いを感じるようです。

それでは、43歳での出産は果たして難しいのでしょうか?

今回は、43歳で妊娠して無事出産できた3人の妊娠初期からご出産までの体験談と妊娠するための工夫についてご紹介させていただきます。

43歳で5人目の出産!慎重に検査を重ねていき、無事に出産することが出来ました。

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現在妊娠7カ月で、今回の出産は5人目43歳となります。これまでの出産年齢は32,35,38,40,43歳で、高齢出産に当たるのは4人です。歳を経るごとにクアトロテストという血液検査のダウン症可能性が上がって来ています。東尾理子さんで話題になり、彼女は1/86でしたが、今回私は1/33でした。若くて健康な女性でしたら、1/1000くらいです。そのため羊水検査を受けました。

結果は問題なし、と出ましたが、精神的プレッシャーは相当なものでした。もし万が一障害が分かったら、年齢的に育て上げて面倒を見るのは難しいので、おろそうと思っていました。しかし羊水検査を受けたのが6カ月に入るところだったので、もう相当大きくなっており、おろすということは出産を意味しており、考えると本当につらかったです。

検査代もばかになりませんでした。最初のクアトロテスト・血液検査で2万数千円。羊水検査で約10万円。検査代だけで合計13万円ほど。遠くの病院までの交通費と時間も結構負担でした。 他に、今回の妊娠では子宮けいがんの可能性も指摘されており、出産が終わるまで経過観察、気が抜けません。

出産によってがんの可能性のある細胞が消滅することも多いので、さほど心配はいらないけれど、検査をしてみていかなければいけない、と言われました。これも以前のお産ではなかったことです。やはり年齢により、身体の様々な部分に老化が来ているのだと思います。

ペンネーム まなまよさん

40代に入り、4度目の妊娠。自分の体を安静にすることに努め、無事に出産することが出来ました。

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第一子妊娠の時は20代後半で、体力もあったからか妊娠8ヶ月まで隣町の職場まで電車と徒歩で通い、仕事をしていました。 40代に入り4度目の妊娠で、年齢的にやはり体力が落ちているのか6ヶ月を過ぎた頃から少し切迫早産の兆候が見られ、週数の割には子宮頸管が短くなってしまい、張り止めの薬を1日3回服用しながらの自宅安静となってしまいました。

気持ちは元気なのに家事など思ったようにできず、周りの人に助けてもらう日々… 車の運転もできなくなったので、行きたい時に行きたいところへも行けず、ストレスでした。 でも入院になってしまうより、自宅安静の方が数倍マシだと思い、毎日安静にして耐えました。

家事や送迎などは人に頼めても、お腹の赤ちゃんの命を守れるのは自分だけだと思ったからです。 安静のため、少し動くと息が切れたり腰痛や恥骨痛に悩まされました。あとは激しくなっていく胎動やお腹の重さでなかなか眠れない日も多く、苦労しました。

子どもは早めに産んだ方がいいと聞きますが、その通りだと実感しました。体質や事情ももちろんあるとは思いますが、可能なら早めに産んで育てた方が自分の体が楽だと思います。妊娠?出産?育児を通して、やはり年齢を追うごとに自分の体力も落ちていくからです。

ペンネーム すちこさん

【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。

2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。

日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?

少しでも妊娠の確率を高めていくための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。

そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。

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サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。

40代になってから初めての妊娠。出産を通して、自身を責めずに前向きに頑張ることの大切さを知りました。

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結婚が37歳と遅かったのですが、特に妊活に焦ることもなく、元々、体温だけは毎朝つける習慣があったので、自分たちでタイミングをとるだけの妊活でした。 仕事も忙しかったので、病院に行くこともなかったです。 結婚直前に卵巣の手術をしたこともあって、できるなら子供は欲しいと思いましたが、夫婦2人という幸せの形もあると思っていたので焦る気持ちはなかったです。

しかし、40歳になった時に、もしかしたら、将来後悔するのではないかと思うようになりました。やれるだけの努力をして子供を授からないのなら、将来の自分たちも諦めがつくのでしょうが、将来の自分たちが、あの時もっと努力していれば…と後悔するのではないかと。

40代の妊活で苦労したのは、まず、気持ち的なことです。 ネットやテレビでも、40代になると体外受精しても10人に1人しか妊娠しないだとか、自然妊娠は無理だといった情報が流れています。 そんな情報によって、「40代になって不妊外来に行くなんて恥ずかしいことかな」とか、「40代で子供を望むなんて厚かましいのかな」とか思ってしまうようなところがありました。 「何でもっと早く本気になって妊活しなかったんだろう」とか、しまいには「何でもっと早く結婚しなかったんだろう」とか、思うようになりました。

なので、 40歳以上で出産した有名人などのことを調べたりして前向きになれるように努力しました。 そして、何よりストレスを溜めないようにしました。 妊活をして、妊活に気持ちを追い込まれるなんて本末転倒です。 女の身体はデリケートであるということは、人生の経験で知っていましたので、夫とは、子供ができても、できなくても、それぞれの幸せがあるので、焦らずゆるく妊活しようと話をしていました。

不妊外来で色々な検査をして、特に問題もないということで、とりあえずタイミングを取ることになりました。 先生からも年齢のことで、どうこう言われることもなく 「何でこれまで妊娠しなかったんだろう?」ってくらいのスタンスでした。 でも、今後の様々な展開を考えて、体外受精の説明会は受けました。前向きな気持ちで。 私の通っていた病院では、体外受精の説明会はホテルを会場にして月に2度程度行われているのですが、参加者は総勢100名位(夫婦で参加なので50組)いらっしゃいました。すごく多いですよね。参加してみて、「なんだ、子供を望んで行動している夫婦がこんなにいるんだ」って、さらに気持ちが軽くなりました。

そんなこんなで、病院に通いだして4ヶ月で妊娠しました。卵管造影も好影響だったのかも知れませんが、hcg注射のみでの妊娠です。 40代で妊活している方にも、もっと若くで妊活している方にも伝えたいことは、とにかく、妊娠しない自分を気持ち的に追い込まないこと。妊活に気持ちを追い込まれないこと。 なかなか難しいかもしれませんが、ピリピリせず、ストレスを流しながら妊活して欲しいです。 そして、もうひとつ。 仕事もいいけど、ピリピリとストレスを溜めながら頑張りすぎないことです。

ペンネーム ゆるく生きるママさん

43歳でも妊娠・出産はできる!

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これまで43歳での出産を経験した3人の女性の方の体験談をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

43歳で初めて出産する方、以前にも出産を経験している方、両方の体験談がありましたがどちらも無事出産を果たしています。

ここから、大事なことは妊娠・出産を控えた現状にどれだけ真摯に向き合えるかではないのでしょうか?

そういった姿勢は結果として表れます、この記事が皆様の参考になれば幸いです。