40歳でも妊娠できる?高齢出産を無事に果たした8人の体験談

一般的に35歳以上の女性の出産を「高齢出産」と呼びますが、40歳での妊娠・出産のハードルは本当に高いのでしょうか?

今回は実際に40歳になってから妊娠・出産を行った8人の女性に当時の体験談を書いていただきました。

高齢出産に対して漠然とした不安はあるが、無事に出産をしたいと考えている方は是非この記事を参考にしてみてください。

検査を行い不安にかられながらも、無事に5人目を出産することが出来ました。

women_drinking_tea

血液検査のクアトロテストでダウン症の可能性があると言われ、羊水検査をすることになりました。5人目の妊娠ですが、毎回数値が上がって来ているので、やはり年齢に比例するものだと思います。若い時の妊娠ほどリスクが少なかったです。またも質疑妊娠することがあったら血液検査を経ずに直接羊水検査をした方が良い、と言われました。

今回は年齢もあるので、生まれても育て上げる自信がなく、もし障害があったらおろすと決めていました。でもこの時おろせる時期の限界に近く、あと数日と言うところで結果が出ました。病院の先生も何かあったら診察日前でもすぐに連絡をくださる、とおっしゃって下さいました。結果は大丈夫だったのですが、結果が出るまでの3週間弱、気が気じゃありませんでした。

もう6カ月に入っていたので、おろすと言っても出産しなければならず、結果を伝えられるのが本当に怖かったです。ストレスで人と接するのがもの凄く苦痛で誰かに会うのを極力避けていました。見た目はもうだいぶお腹も大きくなってきており、人に会ったらほぼまちがいなく「おめでた?」と聞かれるからです。何事もなく無事に産めれば喜んで話すのですが、下ろすかもしれない、と思っていると憂鬱で人と話したくなかったです。

他にも、子宮けいがんの検査に引っ掛かりました。こちらは妊娠と合わせて経過を観察中です。

ペンネーム マヨネーズさん

仕事を辞めて心機一転!無事出産をして、心のゆとりが一番大切だと知りました。

ninpu

実は妊娠する為に頑張った!!と言うとちょっと語弊があるかなと思いますが、妊娠した経路を話すと…仕事を辞めた事が1番大きく関わっていると思います。長年の立ち仕事、そして接客業。スタッフが少なく仕事量も多く、職場は満員電車に揺られて1時間半…とにかくストレスフルでした。

夜も仕事が終わるのは遅いし、それからご飯作るとかそんな心のゆとりなどなく、ストレス発散のために友人の集まるバーにとにかくよく行って飲んでいました。まぁ、健康に悪い生活まっしぐらでした。何だかそんな生活も楽しかったんですが、主人が私の地元をいたく気に入り、ゆくゆく移住したいと言っていたんですが、それがいよいよ本格化して北海道に帰ることにしたんです。

辞めづらい職場も1年かけて説得し、北海道へ帰る準備の為に仕事量も減らしてもらいました。そんな矢先に妊娠したのです。年齢も年齢だし、数年後、子供が欲しい!と思っても出来ずに後悔するのかな?かと言って今産んでも環境も変わるし見当がつかない…そんな風に考えている時でした。
正直、妊活も避妊もしていなかったので何かの間違い?!と思いましたが、Uターンのタイミングで妊娠、落ち着いた頃に出産できました。本当に産んでよかった。思うに、何となく心の準備が出来ていったのでしょうね、妊娠について。仕事が?生活が?と言っている時は出来なかったです。何よりも、心のゆとりが妊活には第1に必要な事だと思いました。

ペンネーム まりこさん

【小休止コラム】日頃の生活習慣の改善も。

2つの体験談を読んだところで一旦小休止です。日々の生活習慣、きちんとした状態で送ることができていますか?

少しでも妊娠の確率を高めていくための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。

そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。

umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。

belta_

ベルタ葉酸サプリ公式ページ

サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。

まさか私が妊娠できるなんて!自分でも予想していませんでしたが無事出産することが出来ました。

nayamujyosei1

正直に言って、まさか妊娠するとは思ってませんでした。苦労といえば、体力がキツイ、階段の上り下りでフーフー言っちゃうとか、ただでさえ代謝が落ちてるのに妊娠でさらに足のむくみが激しくなるなどですかね。おかげさまでつわりの方は軽かったので良かったです。

あと、何気に会社への報告が恥ずかしかったですね。もちろんみなさん祝福してくれましたし、引き継ぎなどもきちんとこなしてきたつもりではいますが、よもや誰も私が妊娠するとは予想もしてなかったようで、かなりびっくりされたのは心外というよりも自分でも笑っちゃいました。

また、検診の際に毎回毎回「高齢出産」を強調されるのは、最初は真摯に聞けたんですが、最後の方になるともういい加減うんざりです。毎度強調してくれなくても、もう半年以上その言葉を聞き続けていれば夢にすら見るくらい深層心理に焼き付いてます。実は、その「高齢出産」を理由に来週陣痛促進剤を入れることになってます。

ある意味出産の予定が組みやすくていいのですが、それこそ初めての体験ですので、どうなることやらおっかなびっくりでもありますし、興味津々でもあります。こう言うと不謹慎かもしれませんが、いい歳してるので割と情報だけはたくさん持ってるつもりですし、楽しんでみる余裕を持って出産に挑みたいと思っております。

お互い頑張りましょう!

ペンネーム ひまわりさん

妊娠中は、体のあちこちに痛みを感じました。お腹が膨らむにつれて苦しかったですが、最後には無事に出産することが出来ました。

pexels-photo-57529

苦労したポイントは、体のあちこちが痛かった事です。妊娠中期頃から恥骨の辺りが立ったり座ったりする時にズキンと痛みました。寝ている時は必ず深夜に足がつって起きてしまい、痛くて転げ回っていました。後期になると、浮腫が酷くなり、毎日足がパンパンでした。足の裏までパンパンなので、歩くたびに足が破裂しそうな感じでした。お腹が重くて腰もいつも痛かったです。

とにかくお腹が大きくなるにつれてしんどくなるので、よく休憩をとっていました。座れる時は座ります。店で買い物をする時も、ベンチがあればすぐに座って休憩していました。横になれるときは、浮腫を少しでも軽減するために、可能な限り足を上に上げて寝ていました。

また腰を労って、変な姿勢にならないように気を付けていました。変な姿勢で眠ってしまうと、起き上がるのが辛いほど腰が痛くなってしまうのです。出産後も腰を痛めたままだと育児に支障が出てしまうので、腰は大事にしていました。

もし同じ状況で痛みに困っている方がいるなら、周りの人にどんどん助けを求めて下さい。産んでからが体力勝負です。それまでは、妊婦という武器を最大に生かして、使える人は子供でも使いましょう。浮腫んだらマッサージをしてもらい、荷物は持って貰いましょう。

少しでも楽に、我慢しないで出産直後に備えましょう。

ペンネーム マルスーさん

若い頃は理想的な基礎体温の持ち主だったのに…結婚後の妊活は苦労しましたが、最後は無事に出産することが出来ました。

adult-baby-background-bump-41286

若い頃は、基礎体温が見本になるくらい理想的な形でした。そして、それはどんなときでも崩れませんでした。さらに、排卵日にはとろっとしたおりものがでるという目印もあったので、妊娠したくなったら、分かりやすいだろうな、と思っていました。

私が実際に結婚したのは30代後半でしたので、すぐに妊活を始めました。この頃、会社でかなりのストレスを受けていて、ふと気づくと基礎体温のグラフが以前ほどきれいではなくなっていました。さらに、排卵のときの、あの目印もほとんど現れなくなっていたのです。ストレスだけではなく加齢が原因かと思いますが、とてもショックで不安になりました。

ですが、妊娠できると信じて、日々できることは続けていました。例えば、こまめな水分補給、カフェインは控える、バランスのよい食生活、定期的な運動といった簡単なことです。

その後、基礎体温が整ってきたのは、会社が落ち着いてからでした。やはり、ストレスは大敵だと感じました。ひとつ、問題が解決すると、気持ちが楽になり、自分は妊娠できると信じて頑張れるようになりました。妊娠できたのは、妊活を始めてから1年半たってからでした。

やはり、妊娠には気持ちの問題が深く関わっていると感じました。気持ちだけでどうにかなる問題でもないですが、無視できないことだと思います。いろいろなプレッシャーがあり、難しいことだと思いますが、穏やかな気持ちで赤ちゃんを迎えられるようにできるとよいと思います。

ペンネーム こぐまさん

流産は、何回も経験しました。けれど、無事に第2子を出産することが出来てよかったです。

妊婦 子供

40歳時に第2子を妊娠。2人目がなかなかできず諦めるかどうか迷っていた頃に妊娠できたのですごく嬉しかったのを覚えている。妊娠するために体の体調を整えたりストレスがかからないように仕事の時間を短くしたり、体を温めるためにしょうが紅茶を飲んだり、足裏マッサージをしたり。。。と妊娠に良いとされるものはなんでも試した。

そんな感じで奇跡的に妊娠に繋がってとても喜んだが、同時に超高齢出産なので安定期になるまでは誰にも言うのはよそうと主人と決めていた。流産も何回も経験しているため検査のたびにドキドキしていた。3回目くらいの検診の時にいきなり先生に出生前診断はやるかと尋ねられて一人目のときはそんなこと言われなかったのに、なんで?と不安になって検査することにした。

ただ、すぐ検査できるわけではなくある程度羊水が溜まってから出ないとできないと言われ不安な中6ヶ月になるまで待ったのが辛かった。精神的にもたまにもしかしたら・・・と不安がよぎることがあって一人で耐えるのが辛かった。幸いにも検査の結果は異常なしでそれからは普通のマタニティライフを満喫できた。高齢出産になると喜びはもちろんあるがリスクも高く周りの支えがないと精神的にもきついものがある。

ペンネーム ゆーさん

40歳から不妊治療を開始。先生との相性が大事で、無事自然妊娠・出産をすることが出来ました。

newborn-baby-mother-adorable-sweet-portrait

40歳で不妊治療のため病院に行きましたが、先生から年齢的に妊娠の確率は低いと言われました。先生と相性が合わず、病院へ行くのがとても億劫になりました。体外受精をすすめられ、大きい病院を紹介すると言われましたが、遠くて通うことが難しく、妊娠を諦めかけていました。

どうしても妊娠したかったので、体質改善のため針治療することにしました。とても優しい先生で、リラックスして通うことができました。針治療と同時に食事も野菜中心にかえました。通い始めて3カ月後に見事、自然妊娠することができました。妊娠はできましたか、高齢のため、糖が多く出るようになりました。赤ちゃんに影響が出ないように、栄養士の指導受け、食事に気を付けるよう言われました。妊娠してからも野菜中心で、料理に砂糖をほとんど使わず、間食はナッツやヨーグルトにしました。そのため、体重もほとんど増えること無く、赤ちゃんは順調に育ってくれました。

相性の良い、自分が納得できる先生を見つけることや、自分に合う方法を試してみることが大切だと思います。 妊娠してからも、食事で体がかなり改善するので、自分にとっても赤ちゃんにとってもオススメです。あとリラックスすることが一番の薬です。

ペンネーム キラキラさん

すぐに妊娠できるものだと思っていたのに…職場の理解を得て、妊娠・出産を乗り越えることが出来ました。

fist-human-symbol-little-hand-baby

35歳で結婚しすぐ妊娠できると思っていました最初は35歳を過ぎると妊娠率が下がることをよく理解できていませんでしたしかし結婚して数年たっても妊娠することができず年齢を重ねると妊娠率が下がることを把握し愕然としました不妊治療専門の病院に行ったのはもちろんのことストレッチ布ナプキン・サプリメント等良いと言われることは実践しまいたが正社員として働いていたので簡単に休むこともできず不妊治療の病院にも通えない日があり困りました

39歳になって後がないと思い仕事をとるか子どもをとるうかで悩みましたがキャリアを捨てて正社員から時間の自由が利くパートにしてもらいました10年以上続け女性でありながらも役職に抜擢していただいていたので惜しむ気持ちはかなりありましたがどうしても子どもが欲しいと思いました上司にもはっきり不妊治療のため伝えました上司は男性でしたが信頼関係があったので言いやすかったのは良かったです不妊治療を続けるにあたり職場で理解してもらうことは大切だと思いますこれで子どもができなかったらキャリアを捨てたことを一生後悔することになるんじゃないかと収入は減るのに治療が進むにつれ治療費が高額になり心細い気持ちになりました

体外受精で40歳で妊娠するものの流産したときはしばらく泣き暮らしましたすぐに針治療を始め2か月後には顕微授精で妊娠でき子どもを産むことができたので今ではあの決断は間違ってなかったと思っています

ペンネーム いっちさん

40歳でも妊娠・出産はできる!

happy-family-with-baby-daughter-and-yellow-flower

8人の女性の体験談はいかがだったでしょうか?どの方もそれぞれの苦悩や考えはありながらも無事に出産を果たしています。8人の体験談に共通しているのは、「自分の体を大事にすること」です。若い時での妊娠・出産とは勝手が違うことも多いかもしれませんが、自分の体を大事にすることが将来のお子さんを大事にすることに繋がることは間違いないです。

また、自分の体を大事にするよう心がけるべきなのは自分だけではありません。パートナーやご自身の家族、クリニックの医師の方など、色んな人の支えを受けながら妊娠・出産できるよう応援しています。