陣内貴美子さんの不妊治療とは?

陣内貴美子さんは、不妊治療を経験した、元バドミントン選手です。
現在は、タレントやスポーツジャーナリストとして活躍しています。

陣内貴美子さんは自身が36歳の2000年に、元プロ野球選手の金石昭人さんと
結婚し、39歳になってから不妊治療を開始しています。


バドミントンと野球のアスリート生活を送ってきたこちらのご夫婦。
陣内貴美子さんは、子どもを授かるという夢にむけて、
どのように治療を進めていったのでしょうか。

ここでは、陣内貴美子さんの不妊原因と、それに合わせた不妊治療を紹介していきます。

 

陣内貴美子の不妊治療|人物紹介

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ここで、不妊治療をした陣内貴美子さんの経歴や、人物像を紹介します。

陣内貴美子(じんない きみこ)
生年月日:1964年3月12日(52歳)
出身地:熊本県
種目:バドミントン女子シングルス、女子ダブルス
身長:165cm

 

元バドミントン選手の陣内貴美子さんは、
日本のスポーツジャーナリスト・タレント、ニュースキャスターなど、
様々な場面で活躍されています。

彼女は、バドミントン選手としてバルセロナオリンピックに出場した後、
1994年にバドミントン競技の第一線を退きます。

翌年に『プロ野球ニュース』のキャストリポーターに就任し、
その五年後、37歳のとき元プロ野球選手の金石昭人さんと結婚しました。

 

金石昭人さんは、高身長な体格の良い元プロ野球選手です。
1960年生まれの金石昭人さんは、今年で55歳になられます。

1998年に怪我などを重ね、プロ野球を引退しています。
二人は、お互いにスポーツを引退した後に結婚を決めたのですね。

陣内貴美子さんは芸能活動を続け、金石昭人さんは現在、飲食店を経営しています。

 

今でも幸せに夫婦生活を送っていますが、陣内貴美子さんと金石昭人さんの間に
子どもはいません。

陣内貴美子さんは、過酷な不妊治療を経験したようです。

そこでは、不妊治療に戦った一人の女性として、陣内貴美子を紹介しながら、
不妊治療に立ち向かう姿勢やその思い、実際の詳しい不妊治療について見ていきます。

 

陣内貴美子さんの不妊原因と不妊治療って?

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陣内貴美子さんは、自身の不妊治療の壮絶さについて、
『解決!ナイナイアンサー!』(2015年 日本テレビ)で語っています。

彼女は、結婚すれば自然に子どもはできると思っている人達に対してメッセージを送ります。

絶対結婚する前に自分の身体は診て(もらって)おいた方がいい。

 

彼女が熱く語るその背景には、過酷な不妊治療が伺えます。
陣内貴美子さんの不妊原因とは何なのでしょうか。

結婚した当時、陣内貴美子は37歳でした。

結婚すれば自然に・・・と思ってはいたものの、2年たっても授からなかったので、
39歳から不妊治療を始めます。

陣内貴美子さんの第一の不妊原因と考えられるのは、高齢出産です。

陣内貴美子さんが結婚されたのは37歳ですが、
一般的に高齢出産は35歳以上だと言われているので、いわゆる高齢出産だとわかります。

彼女が始めた治療は、タイミング法です。

タイミング法とは、確実な排卵日や排卵日前日を知り、妊活をする治療法です。
不妊治療を始める際の、最も安価で初歩的な治療だと言われています。

しかし、タイミング法では妊娠に至らず、病院で検査をします。
そこで発覚したのが「卵管のねじれ」。これが、彼女の第二の不妊原因です。

そこで決めた新たな不妊治療が、体外受精と、排卵誘発剤です。

体外受精と排卵誘発剤は特に重い治療だったと、陣内貴美子さんは語ります。

排卵誘発剤は自分で打つこともできるそうですが、より正確に治療な効果を出すために、
毎日毎日、病院へ通ったといいます。

また、不妊治療は費用面でもかなりの負担です。
陣内さんの場合、体外受精に一回約50万円、顕微授精に一回あたり約60万円かけたようです。

体力・金銭面以上に彼女が主張するのは、精神的ストレスです。

その時の精神状態っておかしい。なんかねもう自分ですごく追い詰めちゃってる。
これだけお金出したんだから絶対できててほしいとか、一喜一憂がすごいんだよね。

 

体外受精や排卵誘発剤の治療を始めた時は、既に42歳。

自分自身で相当なプレッシャーや不安を作り、追い詰めていたことがわかります。

年齢的にもタイムリミットを感じ、そのため多額のお金を出して治療するたびに、
成功の期待が膨らみます。そして必ずしも伴わない結果。

オリンピックに出場し、日本の全プレッシャーを背負っていた彼女が語るその言葉には、
重みとリアリティが溢れます。

 

体外受精や排卵誘発剤を打ち始めた3年後、45歳の時、陣内貴美子さんは不妊治療を断念します。

駅があってそこに赤ちゃんが待ってるとするじゃない。
自分は列車に乗って駅に着くんだけど、そこに赤ちゃんは待ってなくて。
次の駅にいったら赤ちゃんが待ってるんじゃないって思うわけ。
だからどんどん辞め時が分からなくなってくる。その終着の駅を金石が決めてくれた。

 

陣内さんが不妊治療を断念したその決め手となったのは、夫の金石さんの言葉だったそうです。

どれほど頑張っても、赤ちゃんを授かることのできなかった陣内貴美子が、
ひどく落ち込み、ストレスを抱えていくのを、もうこれ以上隣で見ていられなかったのでしょうか。

「これでできんかったらもうやめよう。二人で生きれっちゅうことや。」

陣内貴美子さんが訴えることは、二つです。

①結婚する前に必ず自分の体を検査するということ
②不妊治療をやめる時は、必ず旦那にサポートしてもらうこと

陣内貴美子さんと金石昭人さんは、不妊治療を経験した先人として、
もう既に不妊治療を始めている人、これから始める人、まだ始めていない人、
全ての女性とその旦那に、大切なことを伝えてくれているのではないでしょうか。

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陣内貴美子さんの不妊治療|タイミング法をされた方々の声

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陣内貴美子さんは、不妊治療の第一ステップとして、タイミング法を選択しました。

しかし、子どもを授かることはありませんでした。

その後の卵管のねじれの発覚と共に、大きく治療法を変えることになるのですが、
高齢出産での不妊症への治療としてタイミング法を選んだのは間違いだったのでしょうか。

今回、umeru編集局では、タイミング法を実際に経験した女性のリアルな声を集めました。

陣内貴美子さんの不妊治療に重ね、彼女たちの治療や生の感想をご紹介いたします。

 

タイミング法の前に大切なことと、私のタイミング法経験(さきさん 40代前半)

今から6年ほど前、私が34歳だった時に、タイミング法に取り込みました。

もともと子どもが欲しかったのですが、なかなかできず。
何か原因があるのでは?と婦人科を訪れました。

その結果、特に大きな問題は無いが、まもなく高齢出産になるため、
それまでの半年くらいタイミング法を試し、もし妊娠できなかったら
人工授精などに切り替えていきましょうということになりました。

タイミング法は、毎日基礎体温を必ずつける必要があり、
朝の寝起きが悪い私にとってはそれがとても苦痛で、
寝起きがよい夫にフォローしてもらいながら、なんとか頑張りました。

なお、実は夫の方にも少し不妊に繋がるような原因があり、
そちらも併用して治療していたので、
夫婦ともに不妊治療に取り組むために一致団結してたことが大きかったです。

(男性不妊が原因となる場合も4割と言われている為、
検査に抵抗がある方もいるかと思いますが確認した方がいいかと思います。
万が一、男性不妊だった場合、妊娠に向けて無駄な時間を過ごすことになってしまいます。)

タイミング法は、基礎体温表を使って、
妊娠しやすい時期を予測し(出来ればその都度病院で確認して頂き)
その日に仲良くすることで妊娠を狙うといったものです。
最初は、夫への照れもありましたが、夫婦ともに協力し合う気持ちは一致していたので、
問題無く実践することができ、その結果、約半年後に妊娠することができました。

これからタイミング法を試してみる方は、
夫婦の気持ちが寄り添っていることが大切だと思うので、
事前にたくさん話し合いしておくことが大切です。

 

流産を乗り越えて、タイミング法での妊娠(ぽわとりん。さん 30代前半)

学生のときからずっと生理不順でした。ひどいときは半年に1回しか来ませんでした。

これはよくないと思って社会人になってから婦人科に通い、
生理を起こさせるようにしました。
それから数年たち結婚して、子供が欲しいと夫婦で思うようになりました。

ずっと通院していた婦人科ではなく不妊治療をやっている生殖科に通院することにしました。
そこでいろいろな検査をした結果、卵巣に問題がある排卵障害が発覚しました。

その生殖科の理事長先生から不妊治療のやり方について聞いて、
まずタイミング法から取り込むことにしました。

始めるにあたり旦那さんには精液検査をやってもらいました。異常はありませんでした。

排卵を起こすために薬を飲み、終わった頃に生理が来るから
生理が来たら3日後に生殖科へいき排卵誘発剤を処方してもらい飲み、
それが終わったらホルモン剤の注射を打つために毎日生殖科へ通院するというものでした。

わたしの場合は、卵がなかなか大きくならなくて
10日ほど注射のためだけに通院した気がします。
注射の副作用でお腹が痛くなり張ったりしました。
家から生殖科まで車で30分かかったけれど、夫婦のためでもあるしこればっかりは
仕方ないと思うようになりました。

1度タイミング法でやって流産して、2回目で妊娠することができました。

 

解放されるまでの120日(JJさん 30代前半)

元々性欲があまりない方で、結婚してからさらにセックスレスになってしまい、
多い月で2回ほどでした。

回数も少なかったので妊娠する可能性の高い日を狙うようになりました。

旦那はプレッシャーに弱いのでそうゆう話をすると義務感に駆られて
どんどんセックスに消極的になっていきました。

自分1人で妊娠出来ない悩みを抱えてタイミングを考えていました。
なかなか妊娠しなくて生理が来るたび辛かったです。

年齢も30近いし、19歳の時に卵巣腫瘍で片方卵巣を切除していたので
その当時医師からは結婚しなくてもいいから早く子供を作りなさいと言われました。

自分は人よりも妊娠しにくいんだなと思いましたし、
もしかしたら妊娠出来ないんじゃないかと不安もあり、
旦那にも申し訳なくてもし子供が出来なかったら
離婚を告げようかとも考えたりしていました。

ネットで妊娠する方法を調べて布ナプキンを使ってみたり、
排卵検査薬を使ってみたりしました。

セックスの後はお尻の下に枕を置いて腰が上がるようにすると
妊娠しやすいと聞いたので試しました。

それから4ヶ月後無事に妊娠する事が出来ました。
世間からすると早い方かもしれませんが、とても長い4ヶ月でした。

 

 

以上のように、タイミング法を通して不妊を解決したというケースも多々あります。

陣内貴美子さんは、最初から体外受精をしなかったことではなく、
最初に自分の体の
検査をしなかったことを非常に後悔しています。

もちろん、タイミング法は、費用・体力・精神的に最もおすすめできる、不妊治療の第一段階です。

しかし、最も大切なのは、自分の体こそが、効果的な不妊治療を一番知ってるということ。

まずは、タイミング法やその他の不妊治療が効果的かどうかを検査で確かめてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

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不妊治療に奮闘した陣内貴美子さんは、卵管のねじれや高齢出産という問題を抱えながら、
果敢に不妊治療に立ち向かいました。

自分のような思いをしないで欲しい、と語る彼女の言葉には、
全ての女性に向けた大切なメッセージが込められています。

陣内貴美子さんは、不妊治療を断念した今も、旦那さんと幸せに暮らしています。

不妊治療には、人によって様々な原因や問題があります。

陣内貴美子さんが言うように、
自分にとって最も効果的な治療法は自分自身の体が一番知っているはずです。

恐れずに、まずは検査をして自分の体をよく知った上で、
夫婦二人三脚で治療を進めていくことが最も大切で、
不妊治療を成功させる秘訣なのではないでしょうか。