エド・はるみさんは、不妊治療を経験した、人気お笑い芸人です。
エド・はるみさんは、2010年に、4歳年下の一般男性と結婚され、今でも幸せな結婚生活を送っています。彼女は49歳という年齢ながら、わずかに残された妊娠の可能性にかけて不妊治療を進めています。
「グー!」のギャグで一躍有名となったエド・はるみさんは、子どもを授かるという夢にむけて、どのように治療を進めていったのでしょうか。ここでは、エド・はるみさんの不妊原因と、それに合わせた不妊治療を紹介していきます。
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エド・はるみさんの不妊治療|人物紹介
エド・はるみ
本名:木村陽子(きむら はるこ)
生年月日:1964年5月14日(52歳)
血液型:A型
身長:155cm
出身大学:明治大学文学部文学科演劇学専攻
お笑い芸人としてバラエティ番組に出演する前は、舞台女優やコンピューターインストラクター、マナー講師として働いていました。
その後、吉本興業の養成学校であるNSC東京に入学。
「グ~」のギャグが大流行した2008年には、流行語大賞を受賞し、24時間テレビで
チャリティーランナーに選ばれ、女性歴代最長の113kmを走っています。
大活躍、大流行で多忙な毎日だったエド・はるみさんは、その二年後の2010年に
4歳年下の一般男性と婚約します。
彼は心の穏やかな、優しい男性だそうで、エド・はるみさんの家庭的な面に
惹かれたようです。
エド・はるみの不妊原因とは
エド・はるみさんの不妊治療が明らかになったのは、TBS系のバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』での報告だった。
2013年11月、同番組の一企画で社交ダンス企画に参加していたエド・はるみさんは、『全国ダンススポーツ大会』で5位という好成績を残したのに関わらず、スタジオには表れませんでした。
番組には、一通の手紙が。中居正広さんが読み上げたそのメッセージには、エド・はるみさんの不妊治療への思いや背景が伺えます。
突然ですが、実は私、事情がありまして、年内いっぱいでダンスを踊れなくなってしまいます。今はまだ詳しいことをお話できないのが本当に心苦しいです。ごめんなさい。
社交ダンスや「グ~」のギャグなどを通して、エド・はるみさんは、テレビの前でダンスをすることが多かったため、その突然の報告に世間は驚きは相当大きかったことでしょう。
翌週の同番組でようやくスタジオに表れ、その気持ちや詳細を語ります。
先日のスタジオには、仕事のスケジュールで伺えず、申し訳ありませんでした。
実は私は、今年で49歳になるのですが、子どもをつくるというもう一つの夢があります。社交ダンスを始める前から続けていました『子どもをつくる』ということに、来年からは集中したいと考えています。
エド・はるみさんは、不妊治療のために、当番組を降板することを決めたのです。
同日に更新した彼女のブログには、自分の気持ちや彼女がつづけていた不妊治療、その勇気がよく表れています。
ダンスをおやすみさせていただく理由は、私が個人的に二年前からずっと続けていた『不妊治療』を再開するためです。
「私の気持ち☆」との題とともに、エド・はるみさんのブログは続きます。
この年齢で、子どもが欲しいというのは色々なご意見もあるかと思います。皆様のお考えも、当然わかります。
でも、最近の不妊治療は目を見張る高度な医学の進歩で、その可能性はゼロではなくなりました。
私自身もこの二年間、主治医の先生と何度もご相談し、検査を重ねた上でまだ妊娠の可能性がわずかでもあるということだったので、そこに懸けてみようと思いました
高齢出産のこと、不妊治療のことを語った彼女は、引退や休業をするわけではなく、
激しい運動をしないだけだ、と読者に呼びかけた後、
「これからもよろしくお願いいたします」と締めくくっています。
いくら高齢出産だとしても、不妊治療のわずかな可能性にかけて、前を向き続ける彼女は
同じ状況におかれた女性に多くの勇気を届けるはずです。
エド・はるみさんの不妊治療とは
高齢出産という壁に対し、不妊治療を始めたエド・はるみさん。彼女がわずかな可能性にかけた不妊治療とは、どのようなものだったのでしょうか。
エド・はるみさんがどのような治療をしたのか、明らかにしていませんが、50歳目前の不妊治療で可能だと考えられるのは、体外受精や顕微授精があげられるそうです。
しかし、エド・はるみさんの不妊治療は成功しませんでした。
彼女は、2015年まで4年間続けた不妊治療に区切りをつけるという決断をします。
また仕事に精進していく道を選んだエド・はるみさん。
彼女は、その気持ちを自身のブログで報告しています。
以前TV番組で公にしました不妊治療ですがこの冬で区切りをつけ、
また仕事に精進していくことにしました!
2011年からこの冬までの約4年間、仕事をセーブし主治医の先生とご相談しつつ
続けてきたことでしたが・・・これはとても個人的なことですが、その治療に入ることを
TV番組で言わせていただいたことで、気にしてくださる方もいてご報告しました。
励ましや温かい言葉も、ありがとうございました。気持ちはいつも若々しく!目力とお肌は、艶やかに!
どんな結果でも、若々しく明るく新たな人生を始めたエド・はるみさんは、素敵です。
彼女は今、慶應義塾大学大学院の修士課程に合格し、システムデザイン・マネジメント研究科で「笑顔で学ぶ人材育成プログラム作り」の研究をしています。
子どもを授かるという夢の他に、自分がしたかった研究をすることを選んだようです。
今後の彼女の活躍に、期待です。
今回、umeru編集局では、エド・はるみさんと同じように高齢出産で不妊治療に挑んだリアルな声を集めました。
卵子の老化には勝てない!!(なおなおさん 30代後半)
第一子は、30歳で妊娠しました。
もともとできにくい体質で、不妊専門外来を受けていて1年後に妊娠しました。
出産は、31歳になっていましたが、妊娠中、特にトラブルもなく、
マタニティハイになるほど、楽しい妊婦生活を送り、出産。
出産後の回復も早く、あっという間に、通常の生活に戻りました。
子育てで寝不足になっても身体がしっかりついていってたので、
それほど苦になりませんでした。
再び第二子を希望するものの、やはり、なかなか授からず、
再び不妊専門外来を受診。この時、35歳。
ちょうど、テレビの特集で、卵子の老化が始まるのは
35歳過ぎという特集を見たこと。
長女が幼稚園に行き始め、時間に余裕ができて、
このままで良いのか?と自問自答していて、
長女もちょうど、「バブちゃんが欲しいなー」などと言いだし、
私の生理不順も気になっていたのですが、迷っている暇はなかったので、
体外受精の選択を早々にして、身体の調子を整えました。
幸いにも35歳で妊娠。
出産年齢は、36歳になりましが、何とも、この妊娠生活が大変で、
5年も歳をとっているので、妊娠期間が大変でした。
おまけに、これは高齢だからかは、分かりませんが、
切迫流産になりかけて、初期の頃に大量の出血をしたり、
胎盤が低地胎盤だから、このままいくと帝王切開になるかもと言われたり、
後期にはへその緒が首に少し巻いてるから気をつけてと言われ、
なかなか大変な妊娠期間でした。
楽しむどころか、心配の連続。無事に出産したかと思うと、
下の子の世話だけではなく、上の子の世話も待っているので、
身体がらなかなか回復しない。
寝不足に付け加え身体が、1年間、鞭を打ちながら生活しているかのようでした。
下の子も、もうすぐ2歳になるので、だいぶマシになりましたが
体重も通常より五キロほど落ちて、フラフラの状態で家事、育児に追われていました。
子ども二人以上欲しいなら、出産だけでは終わらないので、その後の生活に支障があるかな?
と思うので、35歳ぐらいまでには、産んでしまうことをオススメします。
無理せず高齢出産に挑みました(みこたさん 30代後半)
結婚した年齢がすでに35歳を超えていたので、
なるべく早く子供を授かりたいと思い、
排卵日を見計らって計画的に子作りを頑張っいましたがなかなか出来ずに焦りました。
女性ホルモンを高めると言われている、大豆イソフラボンのサプリメントを摂取したり、
毎日豆乳を飲んだり納豆を食べたりするなどしていました。
意識的に子作りをしていましたが、自然に任せて
ストレスを感じないように過ごすことが一番だと思っていたので、
特に不妊治療はしませんでした。
排卵日のタイミングを見て子作りをするようになってから
半年あたりで妊娠して、元気な赤ちゃんを産むことが出来ました。
逆子だったため帝王切開となってしまい、高齢出産であったこともあり、
術後は傷の痛みと体力の衰えで心身ともにつらかったです。
子供が欲しいという執着心や、出来なかったらどうしようといった
不安に駆られることもありますでしょうが、
ストレスが最も体や女性ホルモンに悪影響を及ぼしますので、
とにかく夫と仲良く過ごすということも重要だと思います。
妊娠しやすいタイミングを見計らって子作りをしながらも、
妊娠するかしないかは自然に任せて無理はしないようにするということが、
良い結果につながったのだと思っています。
できることなら治療を頑張ってみませんか?(かんさん 40代後半)
妊娠をあきらめた方がいいよく言われましたが、私としては、
女性として自分の子供を持ちたいという気持ちが大きかったということです。
気持ちを強くもって治療を中断しないということです。
高齢となると体に負担がかかります。
更年期に入ってくる年にもなることからとてもつらい治療であることは
間違いありません。
しかし、ここを乗り越えてこそわが子を持つことができるのです。
ストレスは良いことではありませんが決められた治療を続けることです。
私の場合28歳〜39歳まで通いました。
たくさんのレディースクリニックへ通い、公立病院へ通ってきましたが、
現在婦人科、産婦人科とも持っている病院も減っています。
また先生も高齢化しているところも多いことでしょう。
やはり大きな病院へ通うことができるのであればそちらをお勧めします。
最終的に私は医大へ紹介してもらいました。
旦那の協力なしにはことは進みません。
しっかり話し合いをして進めていくことがポイントですね。
情報を共有することが大切だと思います。
環境を変えるために旅行へもいきましたが、夜を楽しむ男の人ではないため、
我が家は夫婦の関係になることはありませんでした。
病院をもっと早く頼ればよかったと思いますが・・・。
ふつうの夫婦であれば環境を変えて楽しむことも大切だと思います。
女性として子供を欲しいと思う私のような考えをお持ちであれば、
顕微授精や人工授精を行える施設を最初から訪れることをお勧めします。
高齢者になると子宮も弱くなり、卵巣も弱ってきます。
規則正しく食生活をすること、いい睡眠をとることもしっかり考えましょう。
女性である私たちは一度は子供を儲けたいものだと本能的に思ってしまい
それがストレスになることもあります。頑張ってみましょう。
日頃の生活習慣の改善も。
少しでも妊娠の確率を高めていくための生活習慣の改善が大切です。その中でも特に食事から必要な栄養素を摂取していくわけですが、日頃の食生活の中で必須栄養素を十分に取得するのは難しい。
そんな中、葉酸サプリを摂取することで不足しがちな妊活に必要とされる栄養素を摂取する人も増えてきました。
umeruではいろんな葉酸サプリがある中でも厚生労働省の推奨している基準にそってモノグルタミン酸の葉酸を400μg含有しているベルタ葉酸サプリをおすすめしています。他の葉酸サプリと比べても、酵母葉酸を使用した葉酸サプリは少なく、ビタミンB6等も配合されているため、葉酸以外の栄養成分までバランスよく摂取することができるようです。
サプリ等をうまく活用して、体の状態をいい状態に保ちながら、妊活・妊娠期間をすごしていけるといいですね。
まとめ
高齢出産は、その歳や個人の選択によって出来る治療が全く異なります。
紹介した3人の方の答えを見ても、その違いがよく表れていますよね。
エド・はるみさんの不妊治療や、高齢出産を経験した方々の声に共通して見られるのは
決して無理をしないということ。
もちろん、不妊治療を通して、体に直接かかるストレスをゼロにしよう、などとは言えません。
誰もがそのストレスに耐えようとします。
しかし、ここで大切なのは、子どもを授かることが自分の義務だと言って、
自分で自分を追い込まないこと。そして希望を捨てないこと。
どんな年齢でも、挑戦する人はいます。
人と比べたり、競ったりしてストレスを感じるのではなく、
自分のペースで進めることが何より大切です。